笑顔こぼれるHappy Cheesecake♪齊城庸平 構想2年の幻のチーズケーキ誕生秘話

実力派イタリアンレストランを営む齊城庸平さんへのインタビュー第二弾!今回は、初の物販でLP公開から一ヶ月で約90件以上の予約を獲得した「ハッピーチーズケーキ」の誕生秘話に迫ります。
「メディア」編集部

実力派イタリアンレストランを営む齊城庸平さんへのインタビュー第二弾!

第一弾はこちら

Birichinata(ビリキナータ)シェフ 齊城庸平のしごと

 

今回は、初の物販でLP公開から一ヶ月で約90件近く予約を獲得した「ハッピーチーズケーキ」の誕生秘話に迫ります。

2年の時を費やしみんなが笑顔になるケーキとして齊城庸平さんはどんな工夫と想いでこの挑戦に踏み出したのでしょうか・・!!

 

構想2年、幻のチーズケーキ

今回メディア集客スペシャリストで集客したハッピーチーズケーキの誕生秘話

ハッピーチーズケーキ販売に至るきっかけは何ですか?

 

齊城「物販の話は前からなかったかというとそうじゃないんですけど、今回のコロナの煽りを受けて、自分とお客さんとの接点とか、そういうのを持たないといけないなと考えて何かお客さんが喜ぶものを届けられないかな・・・って思って。」

 

何故チーズケーキにしたんですか?

 

齊城「実際、「何を売ろうか」って考えたときに、もともとワインも好きで、お店で出しているこだわりのワインに合うものがいいなって。

そこから絞って一番分母が多いのが「チーズケーキ」やと思ったんですよね。数多くの人から愛されているし、一番母数が多い所の、狭いところを狙ってチーズケーキにしました。でも僕自身はあまり飲めないんですけどね!!(笑)」

 

お酒は強くないんですね(笑)

チーズケーキの分母が多いって事は勿論大事な要素かと思いますが、それこそ競合が多い市場ですが、それは感じませんでしたか?

 

齊城「それだけ求めてる人が多いって感じたんですよね。例えば、チーズケーキって、ベイクドもあればレアもあるので、結局味や中身の勝負というか。やっぱりとんがりたい部分があったから、100人の中の一人を目指すのか、10人の中の一人を目指すんやったら前者で競合が多い方で勝負したいって思ったかな。」

 

最近ではバスクチーズケーキやなんかも流行っていますしね。

これだけ数あるチーズケーキの中で選ばれるだけの想いや拘りがあるということですね。

 

幻のチーズケーキがと言われる所以

構想2年でやっと完成した!と仰っていましたが、作成中は何が一番難しかったのでしょうか?

 

齊城「味の完成かな!?自分が求めている味をかたちにするのが難しかったです。何回やってもならなくて大変やった!」

 

微妙な調整で変わるんですね。

 

齊城「基本的にデザートって化学なんですよ。何グラム・何度・何分、これに対して何%の何々を入れるっていうのがすごく重要で、その工程の繰り返し・・で、自分が納得できたって思ったのが約2年ぐらいかな。追求しまくって自分が初めてやっと美味しいなと思えたのがその時期かな。」

 

前回のお話からもうかがえるように、とにかく納得いくまで拘って、完璧なチーズケーキをつくり上げるために努力と試行錯誤と歳月も必要ってことですね。

 

レシピがあっても、そんな簡単に誰でもできるってわけじゃなさそうですね・・

 

齊城「いや、逆にレシピがあれば真似できるものがデザートかなって思ってます。

デザートは化学やから決まりに沿えばそれなりのものはできる、だからこそ今回は自分じゃなくても作れるかなっていうものにしたかな。」

 

え!?そうなんですね!意外でした。

なるほど!だからレシピで完璧な味を再現しやすいデザートをまずは物販することにしたんですね。

 

齊城「そうなんですよー、レシピがあっても料理は真似出来ないんですよ。料理ってもいうものは時間やグラムでは計れないものがあるんで、感覚が大事になって来るから。」

 

レシピがあっても料理は再現できない大きな要因は何ですか?

 

齊城「食材が違うからです。例えば、同じ木から取れたりんご二つあって、一つは水分多めで、もう一つは熟しているとか、こっちの方が甘いとか。だから料理は、同じものを同じように調理しても同じようにはならへんっていう意味合いが強いかな。」

 

なるほど・・食材一つ一つ違うという考えはなかったですね。

りんごも種類が一緒なら同じかなと思ってました。

 

リスクをとって全てを懸ける覚悟

写真提供:cinematographe 三野伸吾

今回チーズケーキをつくるためにビジネスとしてはスモールスタートではなく、かなり先行投資されてファクトリーの機械をレンタルしたり大きなスタートを切るわけですが怖いという気持ちはなかったですか?

 

齊城「飲食店の人たちが物販を出すって大変なことやし、全力で100%力を注がへんかったらいいものができるわけないって感じて、全部懸けました。僕自身物販は初めてだし、わからないことだらけだったけど「チーズケーキの物販っていう事業ををやろう」って決めたからこそ普通ならば一発目にしないであろう規模のファクトリーを成功させたいって気持ちでやってたな。質問に答えるなら、リアルに請求書とか見ると吐きそうですけどね(笑)」

 

初めての取り組みですもんね。でも助けてくれる方たちが沢山いらっしゃったんですね。

齊城さん自身の覚悟や100%で取り組む姿勢に周りの方たちが感化されていったのではないかなと思います。

 

量産するために工夫したこと

 

こだわりが大きい商品ですが量産するために工夫されたことはありますか?

 

齊城「自分のお店で出すってことよりも美味しいものを作らなきゃって思ってたかな。

お店に来てくれたら、一番いい状態で、一番いいワインや珈琲を合わせたり、僕が最後まで体験を届ける事が出来るけど、物販の場合は僕のことを何も知らない人に届いて、開けて食べるものでしょ。その単体(チーズケーキ)を食べて、何か心から動く体験をして欲しいっていう想いに力を入れたかな。味はね、さっきも言った通りだけど、パッケージとかにも拘りだしちゃって。」

 

確かに、アチェロさん自身にサービスしてもらうわけではないから、体験をどう届けるかキーになってきますね。

このチーズケーキの可愛いラベルはお子さんに書いいてもたったのですか?

写真提供:cinematographe 三野伸吾

齊城「そうですね。うちの娘にクレヨンで描いてもらったものをロゴにしてます。

このお店のbirichinataビリキナータもそうですね。」

 

溺愛してらっしゃるお子さんの可愛い手形も飾ってあります↓

この商品、どんな人に届けたい?

 

どんな方に食べてもらいたいですか?

 

齊城「1歳の子供から60歳とか70歳とかご年配の方が同じ空間で共に喜びを感じる事ができるのって究極やと思うんです!純粋に皆に食べて欲しいです。」

 

「ハッピーチーズケーキ」っていう名前に込められた想いや、食べた人にどんな気持ちになって欲しいですか?

 

齊城「美味しいものを食べた時って幸せな気持ちになりますよね! 食べることを通して幸せを伝えるのが僕の仕事なんで

その時に出る自然で幸せな笑顔のイメージ、Happy Cheese cakeって名前にしてます。」

 

本当に美味しい時って、「美味しい」しか出てこないですよね!他の言葉を失っちゃうくらい。

 

ハッピーチーズケーキの味の感想

写真提供:cinematographe 三野伸吾

筆者も実際お店(birichinata)で頂いてみました。
まずは一言「美味しい!!」

チーズのうまみがぐっと押し寄せてくるのですが、くちどけが凄くなめらかですっと消えるので、え、もっと食べたい…。ってなるんです。このチーズケーキに合わせる究極の1本というフランスワインを選んでもらい一緒にマリアージュも楽しみました。赤ワインの少し枯れた感じと深みが、チーズケーキの味を変化させます。

写真提供:cinematographe 三野伸吾

ラーメンでいう所の味変です。その不思議な体験と、文字ではとても表現しきれない味は是非皆さんがチーズケーキを食べてみてください。(先行予約受付中↓)
お店でも味わえますよ。

 

次回は、更に新しい事にチャレンジしていく齊城さんの奮闘記と、メディア集客スペシャリスト講座を通してどのように変化したのかを齊城さん自身の体験を通してお伝えします。

お楽しみに!

 

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齊城庸平のチーズケーキを事前予約したい方はこちら https://bit.ly/3b3Dgvh

齊城庸平(アチェロ)の記事一覧 https://rim.guildproject.com/author/acero/


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写真提供:cinematographe 三野伸吾

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