著:伊藤穣一/テクノロジーが予測する未来を読んで…

とにかくweb3.0の未来にワクワクしかないですが、勿論リスクもある。 既に仕掛け人としても動いているからこそ、伝えられる事がある。リスクがあるからおわりじゃなくて、じゃぁ人類にとってどういう未来なら住みやすいのか?常にそこを探求している伊藤穣一さんが素晴らしいなと思っております。本は単純に初心者にもやさしいので、オススメです

こんにちは、ギルドの協会代表のまるカリです。
最近よく耳にするワード「web3、メタバース、NFT、DAO」皆さんご存じでしょうか?
これからやってくるITの未来はこんな感じやで!というのを簡単にまとめた教科書替わりを見つけたので紹介します。
web3の知識がゼロの人にもオススメだし、造詣が深い方には振り返りにも使えます。
この記事では、ギルドの協会代表で、メディアコンサルティングのまるカリ視点での感想をお伝えします。

 

伊藤穣一さんってどんな人?

 

著者の伊藤穣一さんは米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの元所長であり、現在は千葉工業大学変革センター所長をしています。ベンチャーキャピタリストであり、IT企業の創設に多数関わり、日本のITを動かしてきたような方です。国内外のさまざまな人物と対談し、これからの日本を考え、どう変革していくのか、精力的に情報を発信されています。伊藤さんYoutubeでは質問に対して非常にシンプルに回答してくださり、分かりやすいです。

 

ちょっとした言葉の中や思想に、伊藤さんがweb3の未来をどうしていきたいかが現れててそこが共感のポイントだったりします。ownだとかなり金銭的観点が強く感じますが。joinだとコミュニティやお金で見えない価値を強く意識しますよね。

 

Web1.0で「read(読む)」、Web2.0では「write(書く)」、そしてweb3で「own(所有)」が可能になったとよく言われるが、「own(所有)」よりも「join(参加)」と表現するのがふさわしいと考えている。

インタビューより抜粋 引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/49279/3/1/1

 

 

他にも、細かいのですが、伊藤さんはweb3の持つ非中央集権的な性格を表すことができると考えて、WEB3ではなく著書の中でも小文字で「web3」と表記していたりします。

伊藤さんは、育児とかゴミ拾いボランティアとかGDPでは換算出来ない人の活動や目に見えないものの価値は沢山あり、お金の奥にある、お金だけでは換算できない複雑な人間の関係性も今後ブロックチェーンを使う事で可能になるのではないかと考えているわけです。

 

最近の取り組みで言うと、伊藤さんはその重要な例のひとつが宗教的価値だと考えています。

https://joi.ito.com/jp/

実際にNFTアーティストの浅田真理さんが御朱印のNFTを持ってきています。

 

(まるカリ英語が自信ないので読み取りが浅いですが、ご了承ください)
この動画の中で、興味深かったのは、歩行が困難な人が2時間かかる山の寺院に参拝するのではなく、デジタル上でコミュニティーのお手伝いをすることで同じ価値になるのか?みたいな内容を話し合っており、実に面白いです。(どの宗教が良いと言う話ではありません)
これは文化を可視化するという行為に近いのかもしれません。そして、それがお金儲けではなく、誰かにとって意味のある事なのだ。と言う事が大事です。

伊藤さんは、投資家としてビジネスをいくつもやられてきた方なので、web3に関して、もっとビジネスやお金に関する内容の話しをされてたりもするのかな?と思って色々文献を漁ったり、動画も見てみたのですが、お金に変えられない価値を表現するという時代が来るというのを示唆しているものが非常に多く、伊藤さんが未来に何を残したいかという意思を凄く感じています。

 

web3とは?NFTとは?DAOとは?メタバースとは?

ここでは用語の解説をしていきます。

 

WEB3とは…

web3.0は「非中央集権化」とこいう言葉で本には書いてありますが、要するに、5大企業 GAFAM (Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)により独占されている権力の個人分散を目指しています。これを実現させるのがブロックチェーンという技術です。

 

WEB1.0時代はインターネットの登場により、出版や放送や広告を介さずにHPを使って、ダイレクトに情報発信者と、受信者が繋がる事が出来るようになった時代です。双方向のやり取りはありません。

 

WEB2.0時代は誰かが一方的に情報を発信するのではなく双方向になり、ユーザーがコンテンツを発信できるようになりました。SNSが普及した時代です。プラットフォームに人が集まりそこからコンテンツに飛ぶ事が多いです。

 

 

NFTとは…

 

非代替性トークンという意味ですが、これを説明しようとすると、「他に替えがきかないもの」になります。
※トークンとは暗号資産の事で、暗号資産とはすなわち仮想通貨であり、インターネットを通じて不特定多数の間で商品の対価として使用できるものです。
主には、デジタルアートや、ゲーム上のアイテムにNFTが使われていますが、その他にも、Twitter社の初投稿がNFT(約3億円)で落札されたというニュースは有名です。

 

その為、アート業界や古美術業界が今NFTで大きな話題を呼んでいます。例えばこの24pixel×24pixeのlクリプトパンクと呼ばれる小さいなデジタルアートが日本円にして約27億で取引されています。今回取引された#5822は、10,000点あるシリーズの中で9つしかないエイリアンをモチーフにしたもので、エイリアンが青いバンダナを巻いている作品。同作品が最後に取引されたのは2017年7月で、当時の価格は1,646ドル(約19万円)でした。

引用元:https://imawo.alc.co.jp/cryptopunks-nft-5822/

信じられない世界ですよねw
こんなアート、右クリックでコピー出来てしまうじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、アートのパトロンは見られれば見られるほどアートの価値上がるのです。

 

何に価値を感じ良いと思うかが問われるのが面白いポイントですね。
NFTアートを売却することも出来ますが、所有し価値が上がるのを楽しむのが醍醐味みたいな所はあると思います。
取引ややり取りも全て記録されます。
これからのアーティストは世界に向けてオークションを開催したり、展示会を開く事も容易になります。
アート好きとしては目が離せません。

 

 

DAOとは…

 

「自律分散型組織」のことです。
コミュニティーやプロジェクトに参加するメンバー全員が同等の発言権を持っていて、株主、経営者、従業員のような区分がありません。
トークンを発行することで簡単にプロジェクトを起案することができるようになりますし、そのトークンを持っていうメンバーはこのコミュニティーの一員、プロジェクトの一員なんだという事が分かります。

特性上の良し悪しはありますが、使いようかなという印象です。全てをシフトするわけではなく。
このプロジェクトはDAO、このプロジェクトは私が指揮をとる。みたいな感じですみ分けするような世の中になりそうです。

 

 

メタバースとは…

 

インターネット上の仮想空間を指します。ネット上で会話したり、アバターを使って相手とゲームをしたり、ライブを楽しんだり、買い物をしたり。NFTの登場により、プラットフォームにとどまらず様々な世界を行き来することも出来るようになりました。VRも深く関連していますが、もっと広義に捉えると、SNSもまたメタバースの一部であるとも言えます。ゲーマーの間ではもはや常識です。

フォートナイト、マイクラ、あつ森なんかが分かりやすいですよね。オンライン上の仮想空間「メタバース」を舞台に繰り広げられるゲームで、 「アバター」を操作して様々な活動を行うことができます
ゲームだけではなく、実際にオンライン上の施設やモールに行って買い物体験ができる “メタバースモール”なるものも存在してきています。

一旦オンラインの仮想空間位でも良いと思います。
元々ゲームに特化したコミュニケーションツールであった、Discordもメタバースとは切り離せない存在です。

 

 

 

web3時代の到来。一体なにがアツいのか?

メディアコンサルタントのまるカリ視点で面白かったポイントを書きます。

 

身体的拘束からの解放

 

現実世界では肉体的な不自由がある人でも、スポーツに没頭して楽しんでもらえるVRを開発したりしていたり、病室から仕事をして稼ぐ事も出来たり、足が不自由になってしまった高齢者がメタバースでランニング仲間と走りながらおしゃべりするみたいな事も可能な未来がすぐそこまできています。

 

もっと簡単な例でいくと、私はシナカフェというコミュニティーに属していますがoviceを使って、体は自宅にいながら、アバターがバーチャルカフェで誰かに話しかけたり一緒に作業をすることが出来ます。これはVRではないですが一種のメタバースであります。

 

どこでもドアはありませんが、色んな世界に行けます。

 

 

多様性

 

だいぶ大きなくくりにはしていますが、先述したように、何者にでもなれる世界、色んな世界を行き来するようなイメージを持つと、ドキドキしませんか?
その場にとどまらなくてイイんだ。もっと自由だ!という気持ちになる方も多いかもしれませんね。

 

自分という存在は様々な要素の複合体です。
私は、女性であり、ママであり、ヲタクであり、メディアコンサルタントであります…
メタバースでは1つの肉体に1つのアイデンティティーではなくその場で必要なアイデンティティーだけで存在することが出来ます。

 

自分の好きなアバターで街を歩いたり買い物するとかはイメージしやすいのではないでしょうか?アバターを複数持っても良いし、コミュニティー毎に使い分けたりもします。その場のシーンにだけ必要なアイデンティティーを紐づける事も可能です。

 

※本の中に例えがありましたが、区立図書館で本を借りる時に男女とか年齢は必要なくて、その区に住んでいるという証明だけで良いですよね。そんな感じです。

例えばゲームだとすると、今まではアバターはそのゲームの中から出れませんでしたが、メタバースでは、ひとつのアバターで色んな世界を行き来できます。余談ですが、メタバースでアバターが着用する服※NFTをリアルブランド(VUITTONなどのハイブランド)がこぞって出しているっていうのも興味深いですよね。

 

何者かではなく何をした人か?が重視される

 

何者にでもなれる世界での人物評価は、この人は男か?女か?年齢は?とかではなく、貢献度が重視されます。
※メタバースの中でも、その評判作りに一生懸命になる人も既にいるみたいですが…(笑)

 

メタバースではウォレットの中身で人物が評価されます。ウォレットの中のNFTは、いわばどんなプロジェクトに参画しているのか?どう貢献したのか?どのコミュニティーに属しているのか?何を所有しているのかの履歴が見えます。ブロックチェーンは取引の改ざんが出来ず、履歴が全て残るものです。現実世界で例えるなら、Amazonの購入履歴や、Netflixの視聴履歴が削除されず全て見られるようなものです、NFTは売買できるので、どんな取引をして、いくら稼いだかも分かります。

 

だからこそweb3では今以上に本物が問われます。個人の価値観や、メタバースでの行動がウォレットに反映されているわけです。

 

Twitterで出会った人の中には、フォロワー数で自分を大きく見せていても現実世界では人気がなかったり、逆に上場企業の社長でもTwitter上では全然いいねされてなかったりします。web3時代はもう少し顕著に個人というものが透明化されて、評価されるのだと思います。

 

未来のweb3でワクワクしよう!

 

仕掛け人たちに注目しよう

web3の時代が到来して、まだまだ日本で浸透するには時間もかかりそうだし、中長期的に見て行く必要はありますが、仕掛け人は早速動いているわけで実験的にプロジェクトを始めたりしています。伊藤さんと西野さんの対談面白かったので是非ご覧ください。

 

ネガティブな事やリスクについても伊藤さんが丁寧に語ってくれています。だからやらないじゃなく、どうやったらみんなが楽しめる世界が作れるのか。焦点をそこに当てて是非聞いてみて下さい。旗振りするリーダーがいなくなるとどんな事が起こるのか実験してみた話しや、DAOの活用法などもアイディアブレスト的にお話されてます。

 

西野さんの「おもろい事やりたいって時にぶっ続けで動きたい時あるじゃないですか。会社だと労働基準法があるから、朝4時からスタートとかが出来ないけど、DAOでプロジェクトとかだと出来るからいい。」みたいなトークもあるんだけど、めちゃくちゃ共感しました。web3で金儲けみたいな事ってしようと思えば出来るのかもしれないけど(DAO大きくして、自分の持ってるトークンを売却するとか)そうじゃなくてゲームみたいに世界を動かしたり何かワクワクする未来一緒に作ろうぜってのがイイです。

NFTの面白いところは誰×誰みたいな形でコラボレーションしていく所がかみたいなのを想像してワクワクしてきますよね。
まるカリも小さくギルド型イベントでコラボレーションしながらメディアを大きくする実験をしたりしているのですが、色んな可能性が膨らんで来てギンギンしちゃいますwww
メタバースや、NFTによって、グローバル化がかなり進むと思うので、言語はやはり強くなっておいて損はないなと思いました…。

 

わたしたちのギルドプロジェクトでも、近しい事を目指しています。
興味のある方は読んで見て下さい
https://note.com/guildmedia/n/nc3e240751265

 

グローバル化の方の話でいうと、その関係で、Duolingoという語学学習アプリをまた頑張ってます。
なので仲間募集中www(みんな反応ありがとう)

 

アートに注目しよう

後はやはりまるカリの好きなアートにも注目ですね。NFTアートの事例のご紹介をすると、以前ラスベガスのPubconでご一緒させて頂いた、窪田望さんが今AIを使った芸術作品を作っていて面白いんです!

19の326さんとコラボしたりだとか…

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000038825.html


そもそも、今まで絵画のオークションというのは非常にクローズドな場で行われていたのですが、ネット上で簡単にオークションに行けるようになるので、
アートの面白さである値段(価値)がどう変動するのかも分かりやすく、アーティストが発掘されやすい観点もあります。
今後埋もれていた才能が発掘されたり、アーティストは活躍の場が増えそうです。

 

窪田さんのAIアートが、イーサリアムでオークションに掛けられているのですが、関口メンディーさんが落札したとかで…凄いですよね💦
アート自体はAiが描いてるんですが、窪田さんの理念は「人類未到を追求する」であり、人を感動させるAIを作って、愛というものを表現し直したい。
つまり、そこに愛があるんやで。というわけです。

羽田イノベーションシティにて題名のない AI絵画展を開いたり、大阪万博1000日前イベントATC OSAKA ART展を開催など多岐に渡りご活躍中です。(内閣総理大臣賞受賞。)
ウェブ解析士協会でエバンジェリストを務め、かなりウェブに関する造形も深く、web3の勉強会もやられています。
web3の時代の波を作っているアーティストであり起業家でもある窪田さんは皆さん是非注目してください。

 

作品はこちらから

◾️メンディーさんが落札した: 無限の動力源
https://foundation.app/@nozomu/ndi/2

 

 

まとめ

インターネットが当たり前、スマートフォンが当たり前、SNSやプラットフォームが当たり前の世界になったようにおそらくこの10年でメタバース、NFT、DAOが当たり前の時代へと変化していくと思います。まだ良くわかんないけど、何かweb3ってよく耳にするし今のうちに抑えておこう!みたいな人はオススメなので、是非読んでみてください。

▼購入はこちらから(NOアフィです)

この本を読んだ後には、新しい世界でどうやってゲームの創り手になっていくか?とか、どんなプレイヤーとして世界を楽しもうか?みたいな事を想像しながらきっとワクワクしていることでしょう…。
もっと日本が元気になるといいななんて、おこがましくも思ってしまいます。

 

うちには娘が2人いるのですが、この子達が当たり前のように生きる世界を創造していけるのは可能性が広がりますよね。
アイディアブレストとかスペースでしたいので、この記事を読んでくださった皆さん。是非繋がってください。
まるカリももっと勉強しなくては!だし、教えてくださいm(__)m

 

▼NFT AIアートでご紹介した窪田さんのリンクツリーです
https://linktr.ee/nozomuk

AI特許10件を元にAIを使った芸術作品を作ってます。
https://foundation.app/@nozomu/ndi/10

 

▼メタバースについて造詣の深いウェブ解析士の積さんのセミナーに参加した記事

積高之 「第3部:2021年も終わるので、これ知ってないとまずいかも。」ー2021/12/18・19超ウェブ解析士会議26時間ー

 

伊藤穣一リンクまとめ 

▼PodCast Joi Ito’s Web

https://joi.ito.com/jp/

▼Twitter

Joi Ito (@Joi) 

▼Youtube

https://www.youtube.com/c/JoichiIto

▼Instagram

https://www.instagram.com/joiito/

▼TEDスピーチ(革新的な事をしたいならナウイストになろう)

https://www.ted.com/talks/joi_ito_want_to_innovate_become_a_now_ist?language=ja

 

▼インタビュー記事

所有より参加を。伊藤穰一が語る「これからのお金・投資・会社」

https://forbesjapan.com/articles/detail/49279/1/1/1