コーチングは生きやすくなるためのライフハック”ともみん”インタビュー Part2

人とつながることがとにかく好きで、 『人と人とをつなぐ場を作りたい』という想いから今ではオンラインスナックを開いたり、コーチングのサービスを始めたりと幅広くご活躍をされている愛媛県在住のともみんさん。今回の記事はインタビュー第二部です。コーチングに対する想いや、今後の展望をお話いただきました。
「メディア」編集部

今回はメディア集客スペシャリストともみんさんのインタビュー第二弾です。

第一弾はこちら

「自分が人と人をつなげるメディアになる!」#スナックとっとこ のママ”ともみん”インタビュー Part1

ともみんさんが、誰かの役に立ちたい、話を聞いてあげたい!と思うのには理由があります。
それは、自分自身がコーチングに出会い生き方が変わったからだそうです。

 

自分が生きやすくなったように、心の添え木になったり、心の荷物を下ろす為のお手伝いが出来るようになっていきたいという想いからご自身もコーチングを学んだのだそうです。

良いものは伝えたい。誰かを変えるとか大それたことではなく、きっかけを作りたい。スナックとっとこの根幹にもつながるようなお話が聞けました。

 

コーチングを始めたきっかけ

 

まるカリ「ともみんさんがコーチングを始めたのはいつですか?」

 

ともみん「たしか5年前かと思うのですが、自分が子育てにこけてしまったので、お母さん向けのコーチングを学び始めたんです。」

 

まるカリ「お!コーチングの話の前に、子育てで何があったのでしょうか?」

 

ともみん「私、子供を授かるまでに四年ぐらいかかっていて…待望の子供を授かったんです。且つ保育の仕事もしてて、子供も凄く好きなのに(なんで毎日イライラしてるんだろう)という気持ちが芽生えてきてしまっていました。それが、自分の中で子育てに失敗した感じがしてしまったんですよね。」

 

まるカリ「自分がイメージしていたものとのギャップを感じてしまったんですね。お母さんって、一人目の子供は初めての経験だから色々なことが不安ですよね。これでいいのかなぁ~と思ったり…。」

 

ともみん「子育てに正解はないんですよね。でも当時はその正解を探していたし、イライラしてしまう自分はダメだって思っていたんです。でもコーチングを実際に受けてみて、『これをやりなさい』ではなくて、『こういう考えもあっていいんだよ』というような、視点の数を増やす点は目からウロコでした。これで良いんだと感じで肩が軽くなりました。」

 

まるカリ「コーチングを受けてみて、子育て以外にも何か影響はありましたか?」

 

ともみん「ありました!私、元々が白黒はっきりのパンダさんで(笑)0か100かみたいなとこがあったのですが、『グレーっていうこともあるよね』という視点がコーチングによって新たに入ってきたんです。最初はグレーという曖昧さを受け入れることができなかったのですが、それを徐々に受け入れることができるようになってきたことが、人生も凄く楽になりました。」

コーチングとはそもそも何?

 

まるカリ「コーチングとはそもそも何ですか?コンサルティングや、セラピーとの違いはありますか?」

 

ともみん「コーチングとは、対話によって人の自己実現や目標達成をサポートするコミュニケーション技術と位置づけられていますが、私自身が学ぶようになってからは、自分の中ではおばあちゃんの知恵袋のようなものだと思っています。あとは、これを知っていればより生きやすくなるというような、ライフハックのようなイメージもありますね。」

 

コーチングではどんなことをするの?

 

まるカリ「ともみんが受けたコーチングでは具体的にはどんな事をしているんですか?」

 

ともみん「私はお母さん向けのコーチングをまず受けたのですが、主に親子間のコミュニケーションに関してコーチングを行っています。例えば、こんな言葉が口癖になってしまっていませんか?とか、親の決めつけでジャッジしてしまっていることはありませんか?みたいな問いかけをしていく内容です。子供にとってお母さんの影響力は大きいので、子供はお母さんの気分に左右されてしまいますよね。それに対して、( ゚д゚)ハッ!と気がついてもらえるようなコーチングを行っています。」

まるカリ「ご自身でもおっしゃっていたと思うのですが、保育士の時の仕事ではそれをストレスに感じる事はないんですよね。なぜでしょうか?」

 

ともみん「子育てと保育は全然違いますね。勿論お金をいただいて、プロとして保育をしているというのもあります。あとは、人様のお子さんの場合は、ある程度距離がありますが、それが自分の子供の場合は自分から生み出しているのでゼロ距離ベースになってしまい、客観視ができなくなってしまうんですよね。」

 

まるカリ「なるほど。保育の仕事は経験がないので深くは分からないですが、私もコンサルティングの仕事をしていても、結局自分の事を客観的に見る為のコンサルティングを依頼しているので、その点に関して同じかもしれませんね。」

 

ともみん「自分の思いが強くて、子供の事を思えば思うほど、失敗させたくないから先に取り上げてしまうこともあります。」

 

まるカリ「あぁ~、分かります…。例えば飲み物をこぼしてしまいそうな時、こぼすこぼす!と思って取り上げてしまったりしますよね。」

 

ともみん「そう。取り上げてしまうかどうかは、自分のメンタル的に見守れるかどうかというところで変わってきますよね。例えば、ペットボトルや牛乳パック等の飲み物に関しても、子供は、このくらいの傾斜で、このぐらいの量が落ちるんだなという経験をするわけじゃないですか。経験させないと覚えないし、こぼれなければ学習しないわけですよね…。でも自分が急いでいたりイライラしている時は、『貸して貸して、お母さんがするから!』って取り上げちゃったりしてしまうんですよね。」

 

まるカリ「うんうん、とても共感します…。」

 

ともみん「その失敗の経験をする機会を奪わない為にも、お母さんのメンタルの状態って結構大事ですよねということでそういったチャートをコーチングでは使用します。まずは現状の自分の状態を客観視するところからスタートするんです。自分自身が子供の時の原体験を思い出して、子育てをしてくれていた方との関係性を見直してみたりとか。母親とか、子育てに関してはみんな経験した事がないから、ロールモデルは自ずと自分の育ての親になりがちなので、そこが子育てのベースに来るんですよね。」

 

まるカリ「なるほど。ともみんさん自身は実際にコーチングを受ける前と受けた後では、どのような変化がありましたか?」

 

ともみん「コーチングを受ける前は、自分に余裕がありませんでした。でも受けた後は、自分に少し OK を出してあげられるようになりました。NGワードを子供に対して言ってしまった時も、その後子供に対して『ごめんね』って言えるようになったりと、自分も子供も認められるようになったことは大きな変化だと思います。『親の言うことだから聞きなさい』というように育ってきましたが、本当は『上下関係じゃなくて横の関係でいること』が大切だということを学べたこともまた大きな成長です。」

 

 

コーチングとの出会いが、自分を変えた。だから、コーチングを伝えたい


まるカリ「コーチングを経験したことによる自分自身の成長という事がベースにあり、それを誰かに伝えてあげたり誰かの役に立ちたいと思いコーチングのサービスを始めた訳ですね。」

 

ともみん「そうですね。自分が良いと思ったことに関しては誰かに伝えたいっていう性分なんです。メディア集客スペシャリストもそうですし、Paypayも店舗導入させたりとか(笑)」

 

まるカリ「すごいアンバサダー気質だと思います!(笑)ともみんさんがコーチングをしている方はどんな人が多いですか?」

 

ともみん「今は『少し疲れたなぁ~』と感じている人とか、私みたいに決めつけや思い込みが激しくて自分を消耗してしまっている人、経営者で悩みを聞いて欲しい人など、この分野の方が多いというよりは、様々な分野の方がいらっしゃいますね。ママさんで受けられる方もいます。」

 

まるカリ「様々な分野の方がともみんさんのコーチングを受けているのですね。どんな方に受けていただきたいと思いますか?」

 

ともみん「上記のような方々ももちろんそうですが、成長したい人にこそ受けていただきたいです。会社とかでも、今は下手をすれば、パワハラやセクハラと言われてしまい、なかなか率直なフィードバックを受ける機会がないと思います。自分の本質的なところと向き合い、受け止めていく習慣をつけるという意味でもコーチングは効果的だと感じています。メディア集客スペシャリストもそういう意味でいうと、テクニックとかではなく、価値を提供出来ているかとか、自分と向き合う講座でした…。」

 

まるカリ「ともみん自身も成長欲が強いんですね。素敵です!」

 

ともみん「いやいや、ダメダメなんです。ひとつずつ受け入れながら私も成長中です。」

 

まるカリ「ともみんさんのコーチングを受けた人にはどんな気持ちになって欲しいですか?」

 

ともみん「『こういう考えもありだよね』と物事を受け入れられるような気持ちになり、今より生きやすくなっていただきたいです。あと、『自分成長したなぁ』という気持ちになってもらえたら嬉しいですね。」

 

まるカリ「コーチングを受けた人にはどんな行動をしてほしいですか?」

 

ともみん「こういう行動にうつして欲しいというよりかは、何か決断を迫られたり、辛さを感じた時にコーチングで受けた考え方やコミュニケーションの方法をとることで、『自分で自分の機嫌とれるようになったなぁ…』とか『生き方が少し変わっていったなぁ』と実際に1つ1つの場面で思い出して実感をしていただきたいですね。噛めば噛む程味の出る、するめのような感覚を味わってほしいと思っています。」

 

まるカリ「大変なお仕事かと思いますが、どんな所にやりがいを感じますか?」

 

ともみん「人と対話したり、誰かの悩みを聞いたりすることで、『元気になった』という声や、『スッキリしました』というお声をいただけた時にやりがいを感じます。」

 

まるカリ「ありがとうございました!」

第三弾はともみんさんがメディア集客スペシャリストに認定されるまでとこれからについてをインタビューしました。

 

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