この記事はじぶんがメディアとなってお仕事している面白い人たちを、取材させて頂くインタビュー企画です。
目次
はじめに…
インタビューの経緯
メディア集客スペシャリスト講座のメディアジム生で開催したクリスマスパーティーに、せら課長が持ってきたコースターがきっかけでした。
まるカリ「え?プロレスラー?何これ?w」
せら課長「(割愛)ここ老舗の企業さんだけど面白い事にチャレンジしてると思わへん?」
まるカリ「へぇ~、コースターをメディア化してるのか、面白い情報ありがとう!上野の会社なら近いし会いに行きたいなぁ。」
という何気ない会話から実現しました!
株式会社平岡とは?
今回はヒラオカメンとヒラオカメンの感謝コースターの活動を紹介する前に、バックボーンをお伝えしておかないと、この後の展開がカヲスなので、まずはこちらをお読みください。
株式会社平岡は昭和8年板紙の卸売業として創業。
まず板紙というのは主に厚紙の事でお菓子のパッケージとか、コースター、段ボール、ショッパーなどに使われているものを言います。
株式会社平岡は、紙業界の中で赤で〇をした卸商という役割りを担っています。
※まるカリの身内が、紙の業界で働いていたので色々と聞いてみました。
ざっくりとした構図はこちら↓
90年で培った素材の「ナレッジ(知識)」をもとに、板紙の加工を得意とした企業です。
加工と言うのはコースター、パッケージ、ディスプレイ、ファイル、手提げ、封筒、カレンダーやうちわなどのノベルティーなどを素材から加工まで出来るという事です。
一次卸の商社では、流通の役割りを強く担っているため、加工までやる事は限りなく少ないようです。
業界内ではコンバーター(加工屋さん)という言い方をすると聞きました。
その中でもオリジナル紙(他では扱いが出来ない紙)を持っているのが株式会社平岡の強みとも言えます。
ヒラオカメンって何者?
90年以上続く、老舗の企業、株式会社平岡に突如現れた、退職間際の謎キャラクターがヒラオカメンです。
今回はその正体に迫り、活動を知るため取材してきました。
ヒラオカメンがまず喋れるのかどうかも不明だったので、今回は広報も兼務されている営業部の藤島さんと新澤さんにも御同席頂きました。
まるカリ「いきなりですけど、ヒラオカメンって誰ですか?」
新澤「ヒラオカメンはヒラオカメンです!」
まるカリ「ちょっと頭がパニックなのですが、それは、ミッキーマウスの中身いませんよっていう意味で合ってますか?」
藤島「ヒラオカメンは謎のマスクマンなので正体は家族にも秘密なのです…。」
まるカリ「あ、そっちでしたか!ウルトラマンとか仮面ライダーの類ですね!分かりました。これ以上は触れません。(さっきお名刺交換した●●さんに少し面影と体形が似ているような…💦)」
ヒラオカメン「人見知りな性格であまりうまくしゃべれないのですが、今日はよろしくお願いします。あと、ちょっとマスクが苦しくて…」
まるカリ「あ、良かった!喋れるのですね!よろしくお願いします!もし苦しければ、写真だけ撮影してマスクはとってもらっても大丈夫ですけど。」
ヒラオカメン「一応正体は謎のままで…(設定に忠実)」
まるカリ「ではこのまま進めますね。ヒラオカメンの誕生秘話を教えてください」
ヒラオカメン「ぇっと…?(新澤さんの方をちらっ)」
新澤「コースターという狭い業界ですが、キャラクターのコラボカフェやグッズなど、少しずつお仕事させて頂く中で、認知も上がってきているし、このコースターの紙は平岡でしか扱えないものなので、業界No1を獲りたいと思っています。その為には他社にないユニークなPR方法で興味を持って貰えないかな?というのが始まりです。この紙の見本帳も堅苦しいものではなく、少し和んで貰えたらなと思ってます。」
まるカリ「マスクを被ったのは何故ですか?プロレスお好きなんですか?」
藤島「プロレスもみんな好きですし、弊社ではマット紙を強みにしているんですが、今後の紙業界の逆境と闘っていこうぜ!っていうのと、プロレスのマットをかけたみたいなのが裏話です」
ヒラオカメン「ということです!」
まるカリ「なるほど、分かりました。ヒラオカメンはこの紙の業界は長いんですか?」
ヒラオカメン「はい、ずっとこの会社に勤めて参りました。今年で定年になります」
まるカリ「すごいですね。紙の業界と歴史もかれこれ40年近くずっと見て来たわけですもんね」
ヒラオカメン「今は紙の業界が衰退してきていて、少し寂しく感じます。」
まるカリ「そうですね、デジタルが進んで、需要が減ってきているのは顕著に出ていますよね。でもその反面、紙の価値そのものは高まっている気もしています。後はSDGSでプラスチックの代わりに紙になったりもしていますしね」
ヒラオカメン「そうなんです。ただ全体の消費は勿論減っているので、紙の素晴らしさを若い世代の人にも知って貰いたいです」
まるカリ「ヒラオカメンが、この紙の仕事に携わってきて一番嬉しい瞬間はどんな時ですか?」
ヒラオカメン「それは、自分たちの商品がお客さんの手に届いて喜んでる様子を見る事です。なかなかそういう機会がないのですが、例えばテレビでアニメのコラボカフェを特集していて、自分たちの商品を大事に持ち帰ったり飾ってくれたりする様子を見ると月並みですがすごく嬉しい気持ちになります。」
ヒラオカメンの感謝を伝えるコースター企画とは?
まるカリ「今回の取材は、それこそコースターに導かれてきたのですが、この感謝を伝えるコースターの企画について教えて頂けますか?」
ヒラオカメン「ぼくが食べるのが好きで、色んな飲食店に行くんですけど、店員さんと話すのが苦手で、それで感謝の気持ちをコースターの裏に書いて置いてくるっていうのをやってるんです」
【ご報告】
私事ですが、今日が定年退職まであと300日となりました。食べる事が大好きだけど、素直に美味しかったと伝えるのは恥ずかしい。そんな私みたいな人がスッと「美味しかった、ありがとう」と伝えられるきっかけ作り #感謝を伝えるコースター 活動を応援して頂けると嬉しいです! pic.twitter.com/g9QbPLtzdk— ヒラオカメン|昭和を愛するグルメな企業戦士 (@hiraokamen55156) January 5, 2024
まるカリ「色んな所に感謝コースターを置いているのを𝕏でお見かけして、コースターが名刺代わりにもコミュニケーションツールにもなってて面白いなぁ~と思いました。ハワイでもやってましたよね…。」
【残り272日】
ハワイ到着後、即ご飯!アラモアナホテル 最上階「リージェント」にて。
5食数量限定の「シャトーブリアン300g+山盛りポテト」を頂きました👌写真撮り忘れましたが「ソースアメリキャーナ※エビの殻を漉したソース」も美味しかった!
旅報告は続く…#感謝を伝えるコースター pic.twitter.com/lhkbWsWzVi
— ヒラオカメン|昭和を愛するグルメな企業戦士 (@hiraokamen55156) February 1, 2024
まるカリ「お店側からも御礼のメッセージが引用されてる事も多く喜んでもらえているみたいですね!」
ありがとうございました🐥🍜 https://t.co/Xo5p5XTwFB
— 【公式】濃厚鶏白湯とりまる さいたま 大宮 (@torimaru_omiya) March 1, 2024
新澤「そうですね。どうせご飯は食べに行くのだから、感謝の気持ちを伝えながら繋がっていくきっかけになったり、面白い会社だなと思ってもらえたら嬉しいです」
まるカリ「コースターだけ見ると怖いって言われませんか?」
藤島「はい。実は、中小企業公社の専門家の先生から怖いからやめた方がいいと言われたんですが(笑)少しでも穏やかに見えるように、決めポーズを考えたり、色々試行錯誤しています。」
まるカリ「会ってみると怖いというより…可愛いですね❤親しみやすいというか」
新澤「すごく少ないですがファンもいるんです。以前、余ったコースターを配布する企画をしたのですが、想像以上に喜んで頂けたんです。」
ヒラオカメン様からコースターサプライズ届きました‼️
すごい😆⤴️想像の斜めに上をいくボリュームと、手書きのメッセージ、ファン的にめちゃくちゃ嬉しい😆♥️
あと、品名がすごく嬉しいので、ここもとっておこう‼️
推し活コースターファイルがめっちゃ華やかになります✨本当にありがとうございます♥️ pic.twitter.com/vMx3ZgMDK2— はるぴ@デザフェス両日南館G214〜217 (@Reirei5hal) November 15, 2023
まるカリ「おぉ。スゴイですね!この企画は今後続けていくんですか?」
ヒラオカメン「退職まで後〇日っていうのを𝕏でチャレンジしているので続けていこうと思ってます。後、実はまだ社長非公認キャラクターなので、退職するまでには、社長公認キャラクターになりたいです。グッズ展開も今後は考えています」
まるカリ「#感謝を伝えるコースター で検索できるので是非見てみてくださいね。毎回行くお店のチョイスも流石ですね♪」
ヒラオカメン「(照)」
業界No1を目指す!株式会社平岡のコースターについて
まるカリ「コースター業界でNo1を目指したい!と先ほどお聞きしましたが、他社にないこのコースターの強みは何ですか?」
ヒラオカメン「紙そのものがコースターの機能を持たせているため水を吸う素材なのですが、印刷のインクも水なので、本来はコースターにプリントすると色がくすみがちなんです、でもうちは、吸水性に拘りながらもきれいに印刷が出るのが特徴です。」
まるカリ「どんな人に使って欲しいですか?」
ヒラオカメン「デジタルを見て体験するだけではなく、モノを手にとって喜びを感じてくれる方ですかね」
まるカリ「すぐ捨てられるモノではなく、紙を大事にしてくれたら嬉しいですね。私も紙袋や箱をついついとっておいてしまいます。」
ヒラオカメン「そう言って頂けると嬉しいです」
まるカリ「コースターを通してどんな体験をしてほしいですか?」
ヒラオカメン「消費するのではなく、推しのコースターを集めてコレクションしたり、自慢したりそういう媒体になってくれたら嬉しいなと思います」
まるカリ「コースターの発注や依頼をする場合は、どうしたら良いのでしょうか?
藤島「こちらの問い合わせフォームからお願いします。担当は藤島です。」
↓ ↓ ↓
https://www.kk-hiraoka.com/contact
まるカリ「大体のロットとお値段はどれくらいなのでしょうか?」
藤島「もしご興味があれば、お見積りさせて頂きたいのですが、ざっくりコースター5000枚で15万円位です(1枚30円)。デザインは色々変えて頂いても構いません。例えば5社様で一緒に発注頂ければ1000枚3
万円というカタチでもいけます。100枚からお受けできます。」
まるカリ「そしたら個人のお名刺代わりに使う事も出来なくはなさそうですね!」
ヒラオカメン「実際に試してもらおうと思ってせら課長のアイコンコースターを作ってみました。」
後日…。
おっ!!!!
これは!!!!
まさか!!!!!
ヒラオカメン!!!!!せらさんが使ってましたぞ!!!!!
コースターメディアがここでも活用されてます✨️ 使わず持って帰る人も✋
(報告) pic.twitter.com/cWJVjwmrrc
— まるカリ🌎ギルドの協会代表 (@oihito) March 12, 2024
まるカリ「せら課長が主催している、大宮会というイベントで活用されていました!この会に参加した人のみならず、その先の人まで話題にしているのがスゴイですね」
このコースターのデザインがオシャレですね‼
— まっち|目標達成コンサルタント (@livelikeelise) March 12, 2024
ヒラオカメン「おぉせら課長!嬉しいです!会場ではどんな様子でしたか?」
まるカリ「せら課長コースターを持ち帰る人や、話題にする人、QRコードを読み込む人など様々でした。イベントに行ってコースターまで拘って楽しませてくれるせら課長もスゴイし、私は今回あえてコースターとして使わせて頂きましたが、機能性も抜群でございました!」
ヒラオカメン「なんか、飲み会とかイベントで使われるなら、例えばこんなコースターがあっても面白そうじゃないですか?」
まるカリ「確かに!wイベントの企画の中で使えるかもですね♪可能性が広がりそうです」
ヒラオカメン「僕らも気付かないコースターの色んな活用方法があると思うんで、随時募集中です!」
まるカリ「思いついた方は是非ヒラオカメンの𝕏にコメントください!お待ちしています!」
長時間にわたるインタビューになりましたが、改めて、株式会社平岡の皆様とヒラオカメンに感謝です。
この企画につないでくれたせら課長にもここで御礼申し上げます。
ではまた次回!!
リンクまとめ
株式会社平岡 https://www.kk-hiraoka.com/
「紙屋が手掛ける紙のコースター専門店」について https://coaster-hiraoka.jimdofree.com/
公式Youtube https://www.youtube.com/channel/UCknZ76arJvfli_ZRAW5Mx-Q
ヒラオカメン𝕏(旧Twitter)https://twitter.com/hiraokamen55156
株式会社平岡𝕏(旧Twitter)https://twitter.com/hiraokamen
ヒラオカメンInstagram https://www.instagram.com/hiraokamen