こんにちは!
おーじんじ(OH人事)です。
秋といえば〇〇でお話するテーマはたくさんあるのですが、今回は「値上げ」をテーマにお話していきます。
実は2021年の秋は「値上げの秋」になっているのです。
背景には原材料費の高騰、原油高騰による光熱費、物流費の増加が影響していると言えます。
この記事では2021年秋に値上げされたもの、今後も値上げされるものを記載していきます。
目次
2021年秋に値上げされたもの
小麦粉
2021年10月1日より農林水産省は製粉業者に売渡する輸入小麦価格を19.0%引き上げる発表をしました。天候不順や物流費の上昇によるものです。
農林水産省の試算では
食パン 1斤 +2.3円
外食うどん 1杯 +1.4円
外食中華そば 1杯 +1.0円
家庭用薄力粉 1kg +14.1円
となっています。
(参考)農林水産省HP 輸入小麦の政府売渡価格の改訂についてhttps://www.maff.go.jp/j/press/nousan/boeki/210908.html
小麦は家庭でも日々消費しますし、飲食店をされている方は仕入れ価格が上がると提供する商品の価格にも影響してくるので継続して値上げとなるとその他で費用を抑えるなどの工夫が必要となっていきますね。
電気・ガス
2021年9月から既に3ヶ月連続で値上げしており、12月の値上げも決定しています。
理由は液化天然ガスや石炭等の原料価格上昇のためです。
電気料金については2021年1月と比べて1,000円以上増加しました。
そば
そばの価格が上昇するのは6年ぶりのことのようです。原因は中国のそば栽培面積減少から来るようです。
ニップン 2021年9月1日納品分から約2.5%~約6.0%の値上げ
(参考)ニップンHP 商品情報 乾めん
https://www.nippn.co.jp/products/dried_noodles/index.html
日清フーズ 2021年9月1日納品分から約2.0%~約9.0%の値上げ
(参考)日清フーズ 商品情報 乾麺(そうめん・ひやむぎ・うどん・そば)
https://www.nisshin-foods.com/foods/products/noodle/
マーガリン
産地の天候不順などが理教し油脂価格が上昇したことにより値上げとなります。
明治 2021年10月1日出荷分から4.3%~12.8%の値上げ
(参考)明治HP 商品情報 バター・マーガリン類
https://www.meiji.co.jp/products/butter/
雪印 2021年出荷分から3.8%~12.2%の値上げ
(参考)雪印HP 商品のご案内 バター・マーガリン
https://www.meg-snow.com/products/list.php?c=butter-margarine
食用油
2021年11月1日納入分から1kgあたり30円以上の値上げとなります。
2021年で既に4回目の価格改定でトータル1kgあたり140円ほど値上がっています。
2022年値上げされるもの
パスタ
小麦の価格上昇に伴い、パスタの価格が上がります。
昭和産業 2022年1月4日納品分から5~9%の値上げ
(参考)昭和産業HP 家庭用商品 パスタ
https://www.showa-sangyo.co.jp/home/pasta/
日清フーズ 2022年2月1日納品分より約3~9%の値上げ
(参考)日清フーズ 商品除法 パスタ
https://www.nisshin-foods.com/foods/products/pasta/
コーヒー
コーヒー豆の先物相場が7年ぶりに高騰しています。理由は新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的な船、コンテナ不足からくる会場運賃高騰やブラジルで干ばつや霜の被害が出たこと、円安などの要因が挙げられます。
ネスレ日本 2022年1月1日出荷分からおよそ10%~20%の値上げ
(参考)ネスカフェボトルコーヒーHP
https://nestle.jp/brand/npl/index.html
節約だけではなく増やすことを考える
今回は既に値上げがされたもの、今後値上げが発表されているものを纏めました。
このように値上げの情報を得ると誰もが「節約しなければいけない」と考えるかもしれません。
もちろん、節約をすることは悪くはありませんが生活に直結しているものですので早々減らせるものではないのが現実です。
そこで出ていくお金のことを考えるのではなく、入ってくるお金の事を考えてはいかがでしょうか。
目線を少し変えるだけで新しいものにチャレンジすることができるかもしれません。