日々お疲れの方々へ。サウナのオススメの理由

日々の疲れやストレス解消へ手軽に行けるサウナ。サウナの歴史・サウナの効果と入り方など初心者の方へ向けてまとめました。
「メディア」編集部

こんにちは、ミーちゃんです。

サウナ大使にも任命されたマンガ家・タナカカツキさんが、実体験をもとにサウナの奥深さや入り方・マナーなどを描いた作品がブレイクしました。その作品を原作としたドラマも深夜帯で2019年7月に放送され空前のサウナブームが沸いています。

私も今年からサウナに行き始め、出た後の爽快感と疲労回復効果に病みつきになり、すっかりサウナの虜になってしましました。

今回はサウナ初心者の方へサウナの歴史とその効果・入り方をご紹介します。

サウナに興味はあるが、なかなか行くことが出来ない方は是非読んでみてください。

サウナの歴史

サウナの起源は2000年以上前のフィンランド、カレリア地方。遊牧の生活を営んでいたフィンランド民族は食料を貯蔵したりスモークするための部屋が、いつのまにか沐浴する場所へと変わり、最初は簡単なテントサウナのような形でした。それが白夜の夏と厳しい冬の風土の中で、人々の健康に欠かせないサウナへと進化したのです。 

サウナが国際的に注目されたのは、1936年のベルリンオリンピックの時。フィンランドチームがサウナを持ち込んで以来、他国の参加選手がそれぞれの国に持ち帰り、ドイツをはじめ多くの国々でサウナが取り入れられるようになりました。

日本では、1964年の東京オリンピックの選手村にサウナが設けられたことがきっかけに全国に広がりました。

サウナをオススメする理由

サウナに入ると以下の効果が期待できます。

・基礎代謝が上がり免疫力UP

・疲労回復効果、肩こり改善

・冷え性、循環障害やリウマチ性の関節炎への効果

・安眠効果

・発汗による美肌、老化防止効果人間の身体の中には無数の血管あり、身体を温めると、血管が広がり、血流が良くなります。HSP(ヒートショックプロテイン)という別のタンパク質が生まれ、細胞の再生を活性化して行きます。女性は嬉しいターンオーバーも期待できます。サウナ室では血流が安静時の2倍にもなり、酸素の摂取量も増えるため効率よく乳酸が分解されて疲れが取れます。

コロナ禍だからこそ健康維持のためにもサウナに行って免疫力を高めたいですね。

サウナーがよく話している「ととのう」という状態とはどのようなものなのかお伝えします。

「ととのう」感じ方は人それぞれですが、例えると「ランナーズハイ」に似ています。

最初は苦しかったけどふとした瞬間、「どこまでも走れてしまう!」という開放感と精神が強く整った状態に似ています。なので、考えることが多い経営者の方や逆に頭を落ち着かせたい仕事の合間に入る方が最近は多いそうです。

サウナの正しい入り方

1、水分補給をしっかりと

発汗作用促進のため入る前にはしっかり水分補給をしましょう。

食後1~2時間ほど経過してから入りましょう。消化不良になり胃腸に負担をかけるので時間を空けましょう。また、脱水症状になりやすくなるため飲酒後は避けましょう。

 

2、洗体、洗髪する

他の利用者へのエチケットでもありますが、皮脂や汚れを落としておくことで、サウナに入ったときの発汗作用が上がります。

 

3、冷えている場合は浴槽で体を温める

体が冷えていると体への負担やサウナの高温による不快感が生じるため、短い時間でもお湯に浸かり体を温めましょう。

 

4、体の水滴を拭き取ってから

体が濡れたままだと発汗しにくくなってしまいます。

 

5、まずは下段から

サウナのベンチはひな壇になっている所が多く、上が高温、下が低温になっています。上段が90度なら下段は70度というように、座る場所によって温度が違いますので、初心者やストレス解消のために利用したい人は、下の段に座ることがオススメです。

 

6、マナーを守る

サウナでは汗をかきますが、他人の汗は不快なものです。ベンチに直接座らず自分のタオルを置いた上に座りましょう。また最近はコロナの関係で会話は控えるようルールが設けられていたりもしますが、基本サウナはリラックスして入る方が多いため周りの人に迷惑をかけないよう入りましょう。

 

7、我慢は禁物

 サウナに入る時間は決まっていません。とくに初心者は周りの人に合わせて無理しないようにしましょう。初めて利用する人は5分以内、慣れてきた人は5~12分が目安です。

 

8、かけ湯をして水風呂・休憩・水分補給

いきなり水風呂に飛び込むのはマナー違反です。しっかり汗を流して30秒から1分を目安に入ります。水風呂は、サウナで広がった血管が引き締まり、湯冷めしにくくなる効果があります。血管の反応が大きいので、動脈硬化症・高血圧症・高度の糖尿病、心臓病、不整脈など循環系器官に疾患がある人は、控えましょう。水風呂が苦手な方は外気浴をオススメします。

タオルでよく体を拭いてイスやリクライニングチェアでゆっくりリラックスすれば自律神経が整い、ストレス解消効果を感じられます。サウナではたくさん汗をかくので休憩時に水分補給必ずしましょう。

 

9、3回ほど繰り返す

サウナの基本的な入り方「温冷交代浴」は、「サウナ」→「水風呂」→「休憩」までを1セットとし、これを3回ほど繰り返すのが一般的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私はサウナ後のご飯とお酒がより美味しく幸福度が高まります。銭湯派でしたが水圧からの疲労感もなくリフレッシュ状態でとても過ごしやすいです。是非、日々の仕事に疲れが溜まっている方はお近くの銭湯サウナやスパ施設に足を運ぶことをお勧めします。次回はオススメのサウナ施設をお届けいたします。