中学生で社長でアーティストのSeiさんインタビュー

KIDS ART EXPO 2024 開催!子どもたちの無限の創造力が広がるワークショップを開催しているDream Craft Teamのメンバーである中学生アーティストのSeiさんとそのお父さんのアートディレクターカイさんにインタビューさせて頂きました。 私自身も参加した感想などを伝えていきます。アートに興味がある方や、お子さんの創造力を膨らませたいという方は読んでみてください。

まるカリです。この記事はじぶんがメディアとなってお仕事している面白い人たちを、取材させて頂くインタビュー企画です。

親子副業コンテストを主催するのだたくさんからのご紹介で、アーティストとして親子で起業されているカイさんとSeiさんにインタビューさせて頂きました。

のだたくさんありがとうございます。

Dream Craftチームが主催する2024年の「KIDS ART EXPO」は、大阪、名古屋、東京を舞台に、段ボール工作やライブペイントを組み合わせたリアルなワークショップです。

子どもたちが自らの創造力を解放し、アートを通じて自信と成長を親子で体感できる場を提供しています。

まるカリも長女と体験してきました!私の感想も含めた取材記事を是非ご覧ください。

子どもがいる親御さんや、アートを通して事業をしていきたい人、アートが好きな人、リアルイベントを開催している人に読んで頂ければ嬉しいです。

 

KIDS ART EXPO 2024

KIDS ART EXPO 2024 開催!

「KIDS ART EXPO 2024」を開催しようと思ったきっかけ

 

カイ「子どもの発想力は素晴らしいですが、大人になるにつれ埋もれてしまうことが多いのも事実です。ある女の子がオンラインの工作教室で、自分の作品を控えめに見せる中、皆からの感動に触れて自信を持ち、次々と絵を披露する変化が起こりました。このように「すごさ」に気づける場が、子どもの自信と成長を引き出します。そこで、KIDS ART EXPO 2024では大阪、名古屋、東京でリアルなワークショップを開催し、子どもたちが自分の「すごさ」を感じる機会を提供したいと思い開催に至りました。」

 

まる「Dream craftの結成の経緯と、チームメンバーついて教えてください。」

 

段ボール工作のプロ=島津聖(ぷれしゃちょー)

矢野紙器株式会社のアドバイザーとして新規事業の立ち上げや業務改革に関わる傍ら、ものづくりのプロセスの面白さや気づきを生む工作教室を展開。

「創る喜びをすべての人に」をモットーに、ダンボール工作を通じて、目を輝かせながら夢中になって作る子ども達を、5000人以上見てきました。

https://twitter.com/danboul 

 

子ども金融教育主宰=隆杉 美和子(みわ)

お金の教養は「生きる力」です。
Sunlit Futuresは、子どもから大人まで、1人ひとりが自分らしい人生を歩めるよう金融教育に取り組んでいます。

https://twitter.com/tot_no_l

https://sunlitfp.com/

 

キッズアートディレクター=山本 開(カイのトラ)

中学生社長と小学生副社長と親子で起業。

NFTアートやアートイベントを通じて、子どもが新しい可能性に挑戦出来るように自らが親子のモデルとなり息子と娘をサポート。

親子でビジネスやアートを通じて、ご相談やお悩みを親の目線と子の目線からのアドバイスで解決し、良き方向に導きます。

https://twitter.com/AKainotora

https://www.rideon-inc.art/about-9

 

中学生アーティスト=SEI

13歳の中学生が描くボクセル、ピクセル、手描きアートの出品販売を通じて、世の中の人とお金の価値に子どもの間から触れて少しでも早く自立促進していきたいと思い活動しています。

https://opensea.io/ja/collection/dragonland-nft

 

まる「メンバーはどんな繋がりですか?」

 

カイ「元は、Twitter芸術祭というオンラインイベントやっていて、何気なく参加して出した作品がぷれしゃちょー賞をいただきました。」

 

まる「どのような作品ですか?」

 

Sei「ピストルの作品です」

 

 

まる「ピストルをしまうアタッシュケースまで!!!素晴らしい。自分の作品が評価された時はどんな気持ちでしたか?」

 

Sei「家の中でしか評価されていなかったのでとても衝撃的でした。」

 

カイ「その後、ぷれ社長とは、工場見学にも行かせて頂き仲良くなったという経緯です。段ボールパークをやるので6面体の壁を作って、そこで壁面ライブペイントしてくれないか?と言われたのでそれにも参加してきました。大人も(こんなでかい段ボール描いた事ない)って必死に描いている様子を見てこういうワークショップを開催出来たら良いなと思いました。」

まる「なるほど、この活動を知って貰う為にも、クラファンをやろうという事になったのですね。」

 

カイ「はい。クラファンをやれば仲間も集まるしお金も集まるしやってみようというカタチでドリームクラフトチームが結成されました。」

 

まる「一人でやりたい事って限界がありますが、ジャンルが全然違ったり人脈も違う角度で繋がってくしチームでやると幅が広がりますよね。私はそれをギルド型メディアと呼んでいるんですが・・・」

 

カイ「まるカリさんも、イベントとかコラボしながら色々やられてますよね。いや、まさに𝕏の力凄いなって思ってて、色んな所からお声がかかったり一緒にやらせて貰ったりするんですが、価値観が揃ってくるのが凄いです。思想が近いというか…」

 

まる「ちなみに𝕏を始めたきっかけは何だったんすか?」

 

カイ「ちょっと生生しい話なんですが、NFTアートが売れるって聞いて興味もって情報収集したりする目的で始めたんです。」

 

まる「いえ、お商売の為とか、情報収集の為に𝕏を始めるって健全な理由だと思います。むしろSeiさんは中学生なのにすごい。カイさん(お父様)のサポートがあったとして…中学生で社長やアーティストになる自分って想像できましたか?」

 

Sei「アーテイストになることは想像していましたが、まさか社長になり起業するとは、思ってもいなかったです。」

 

カイ「結局、𝕏がきっかけで色んなご縁を頂けて感謝しています。僕自身は特別な事はしていなくて、Seiがやりたい事をさせてあげるようなサポートをしているだけです。」

 

まる「段ボール工作とアートを組み合わせることで、子どもたちにはどのような影響や成長が期待できますか?」

 

カイ「まず、身近な素材である段ボールを使って自由に作品を作ることで、創造力や想像力が育まれます。子どもたちは「何を作ろうかな」と試行錯誤する中で、問題解決能力や工夫する力、最後までやり抜く力も鍛えられます。」

 

まる「こないだのEXPOでも最後に作品発表の時間を大切にしていましたよね。」

 

カイ「自分の作った作品が評価されることで、自信や自己肯定感が高まり、精神的な幸福感の向上にも繋がります。これにより、子どもたちが持つ「ちょっとすごい!」を発見し、それを広げる力が育まれてると思います。」

 

まる「私の娘は自分の作品は発表を恥ずかしがってましたが、他の子の発表は近くまで見に行って刺激を貰っていました。」

 

 

KIDS ART EXPOの今後の展開

 

カイ「現状は、ぷれさんを中心とした段ボールで好きなもの作っていいよ~ってワークショップをやりながら、ライブペイントの面白さも感じて貰えるように掛け合わせてやっています。」

まる「プロダクトとして創るのが好きな子と絵を描くのが好きな事ジャンル違うので面白いですよね。」

 

カイ「そうなんです。今後はまずは3都市(大阪・名古屋・東京)でニューアーティストを集め、ファンを増やしていこうと思っています。イベントやって終わりじゃなくて先の出口をつくっていきたいんです。アート作るだけじゃなく売れるんだよって経験をしてみたり、就くかどうかは別にして、職業にもなるんだって所まで見せてあげたいです。」

 

まる「実際に参加させて頂いて、自分の娘が他の子ども達からも刺激を貰って自由に創作する様子を見て、あぁもっと自宅でも何かしてあげたいなって気持ちになったり、他のお子さんからもパワーを貰えました。親御さんが自分の作品を必死に作ってる人もいたし、自分の子どもにこんな力があるなんてと驚いている方もいました。あと、ライブペイントは最高でした。ペンキは、準備と片付けと場所の提供がある程度出来ないと自宅では出来ない体験だと思うので、とても楽しく参加させて頂きました。今後は作品の発表にとどまらず作品を売ったりする経験も出来るとなると、アーティスト育成キッザニアみたいで面白いですね」

 

 

 

 

 

兄弟展について

 

まる「アートの販売という所でいうと、先日兄弟展もやられてたと思うのですが…反響はどうでしたか?」

 

カイ「それが想像してた以上に売れたんです。」

 

まる「えー凄い!!!どれくらい売れたんですか?(ストレートに聞く)」

 

カイ「作品点数 キャンバスだけ15点売れた。(50点用意して)」

 

まる「素晴らしいです。個展って20%売れたら凄いんですよね?きっと自信に繋がったでしょうね、Seiさんは兄弟展やってみてどうでしたか?」

 

Sei「自分で 描いた作品の思いが来た人に伝わり、とてもいい作品展になりました。」

 

 

オーストラリアの日本語学校にオンラインでワークショップ

 

まる「こちらの活動も気になっていました!Seiさんがあまり英語が特別話せるわけではない以前お聞きしていましたが、アートを通してどんな風に繋がってどんなコミュニケーションが生まれたのか凄く気になります。様子を教えてください。」

 

カイ「POPさんという方の日本語学校とやったのですが、1対1でZOOM打ち合わせしたり、こんなにやるんだってくらい準備してやりました。」

 

POPさん

子どもクリエイターを応援 オーストラリアで日本語を教えている
https://twitter.com/kosukosumu

 

Sei「向こうは夏休みだったので日本語教室からと、オーストラリアのお家からと、僕らがいる日本とで繋ぎながらやりました。まずは自己紹介をしてから、何を描いているでしょう!?みたいなゲームをして仲良くなりました。英語が通じなくても、動物を描いたら、元気な回答が返ってきて嬉しかったです。段ボールの制作は日本というテーマもあって、お弁当を作ったんですけど、お母さんと一緒に作ったりしている人もいたり、最後作品発表まで出来ました」

 

まる「段ボールでお弁当を作るっていうのは、日本らしさを取り入れたカリキュラムでしたね。その中で工夫した点を教えてください。

 

Sei「日本語の勉強も裏ミッションではありました。日本語教室に行くと言う事は日本に興味があったり習いたいという方がいるわけで。」

 

まる「お弁当文化はオーストラリアにもあるんですか?」

カイ「ランチボックスみたいな文化はあります・バナナとリンゴとサンドイッチ紙袋にドーンみたいな感じです。」

 

まる「日本の弁当はある意味文化ですもんね、キャラ弁なんてそれこそ向こうからしたらアートですね。何かSeiさんFが印象に残った事はありますか?」

 

Sei「一応僕の作品も見せながら説明しながら作って貰ったんですけど、バランはみんな作ってました。(笑)」

 

カイ「バランは全員入ってたな(笑)海苔巻きとかも人気でした」

 

まる「ワクワクしながらオーストラリアの子達が参加した様子が浮かびます。POPさんも喜んでくれたのではないでしょうか?」

 

Sei「すごく喜んでくれました。やってよかったです。」

まる「オーストラリアの学生たちとのワークショップで、今後改善したいなとかチャレンジしたいなと思う事は何ですか?」

 

カイ「気づきというか、低学年の子たちが多かったのでやはり、親が一人いないと成り立たないみたいな事はありますかね。オンラインっていう通常と違う難しさもあるので。」

 

SEI「僕は英語が得意ではないので、少しでも話せるようになりオーストラリアの子と一緒に作品を作ってみたいですし、LAの個展(将来的にむけて)は、そこでアメリカのアーテイストの方々とコラボして生活できるようになりたいと考えています。」

 

まる「お話聞いてると、ワークショップ大成功だったようですね。アートって言語の壁を越えていくだなって聞いてて感じました。」

 

カイ「教えるって事でまたSeiのクリエイティブが刺激されるし、ものづくりして嬉しいことがあって仲間になっていく。というのは、オーストラリアのワークショップに関わらず、どこの現場でも見られます。自分が良ければ良いっていうのではなく、一緒にやる事で新しいクリエイティブが生まれている感じがします。」

 

Sei「教える事で発見がありました。自分が思っていないことを子どもたちがしていたり、考えてたりするのを見て、クリエイティブの幅が広がり自分の物の見方が変わるからです。」

 

まる「Seiさんにとっては、主催する側としての挑戦と、教える事でのクリエイティブの幅が広がりご自身の成長にもつながったんですね。」

 

子どもの想像力や創造する力を鍛えるためにやっていること

 

まる「同じ子を持つ親としてカイさんに質問です。Seiさんのようにのびのびと好きな事を伸ばしていくためにやってきたことやサポートした事をシェアしてくださいますか?」

 

カイ「デジタルアートが大きかったと思います。描いた絵をスキャンしてNFTアートにしていきました。デジタルにすれば捨てても良いし。ギャラリーのように溜まって行くのも良いし、発表の場があること、もしかしたら売れるかもしれないというワクワク。これを体験させてあげられたのは大きいかもしれません。例えばSNSでも〇〇さんがいいねしてくれた!とかがモチベーションに繋がったりします。」

 

まる「NFTアートステキですね。私も興味があり勉強しているのですが、アナログな事だとどんな事がありますか?SNSしていない人などもいると思うのですが…」

 

カイ「もっとアナログなことだと、親が褒めるは勿論なのですが、第三者が褒めるが大事かなと思います。」

 

まる「承認してもらうっていうのが大事なんですね。」

 

カイ「子どもは可能性の塊ですから…。後は色んな道具を与えてあげると良いと思います。例えば・色のついた布ガムテープとか。段ボールにそれを貼るだけで色んな色で鮮やかになっていくので表現の幅が広がったりします。色鉛筆は簡単で手軽だけど、ふわっといているのでパキッと分かりやすい道具を与えてあげると子どもに差が出て面白いです。」

 

まる「なるほど、ペンキを自宅でっていうのはハードルが高いし、100円ショップに沢山色んな色がありますもんね。EXPOの時に思ったのですが、色んなツールはありましたが、最低限、段ボールカッター、グルーガンの使い方だけ!でしたね。教わったのは。」

 

カイ「ぷれ(社長)さんがよく言うんですが、「テーマあってもいいけど」子どもは好きなもの勝手に作っていくし、とらわれない方が面白いものが出来るって言ってます」

 

まる「Seiさんにも質問なのですが、ワークショップでアートを教えたり一緒に作品を創ったりしている目線で見た時にどんな事をサポートしてあげるんですか?」

 

Sei「それぞれの子によって違うのですが、自分でできる子にはあまり口出しせず見守ってる感じなので自分で作るのが苦手な子には、何が好きかを聞いて一緒に作る時があります。」

 

まる「Seiさんが共に創るスタイルをワークショップでやっていると聞きました。ファンに出待ちされた事もあるとか!!私も引っ込み思案だったので声をかけて一緒にやろうと言ってくれるだけでもきっと嬉しいと思います!」

 

さいごに

 

まる「クラウドファンディングの結果凄かったですね。」

 

カイ「おかげさまで207%達成、支援者106人という結果でした。」

 

Sei「本当に応援ありがとうございます!」

 

まる「最後にこのプロジェクトを応援しと感じる方々へ、メッセージをお願いします。」

 

カイ「キッズアーティストが世に出て行くきっかけになっていきたいです。活動を通じて繋がっていくのが温かい人たちが多く、どんどん輪が大きくなってきています。例えば今後、夢のひとつとして、NIKEとかAdidasとかスタバの壁面描きました~とか、対価を貰って仕事としてアートをやるっていうのが、近い未来出来たら良いなと思ってます。」

 

Sei「子どもたちの可能性を広げ将来好きなことを仕事に活かせたらいいなと思います。自分の知らないすごいことも見つけていって欲しいです。」

 

まる「Seiさん自身は今後どうしていきたいですか?」

 

Sei「今後はLAで個展するのが目標ですが、そのために自分のスタイルや、テイストを確立して自分の世界観について勉強して絵を描いていこう思います。」

 

 

次回は10月20日 目黒川キッズフェスにてワークショップ開催予定です。

 

 
 
 
 
 
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リンクまとめ


中学生社長SEI、小学生副社長ANの
株式会社RIDE ON

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