コラボ上手な竹島水族館の共創メディアを考察

まるカリです。竹島水族館のメディア集客を考察しよう!の第三弾です。 竹島水族館は、愛知県蒲郡市にある、大きさはサッカーのハーフコート位の小ささで、スタッフの人数も館長入れてわずか9名という小さな水族館です。 10年前は閉

まるカリです。竹島水族館のメディア集客を考察しよう!の第三弾です。

竹島水族館は、愛知県蒲郡市にある、大きさはサッカーのハーフコート位の小ささで、スタッフの人数も館長入れてわずか9名という小さな水族館です。

10年前は閉館の危機にありました。お金なし、知名度なし、人気生物なし、狭い、スタッフやる気なし…この5重苦から館長を筆頭にこのしょぼ水と言われた水族館の集客がV字回復しテレビドラマ化されたほどの激アツな水族館です。

そのメディア戦略を解説しています。

第一弾

竹島水族館の口コミが起きるメディア戦略を考察

第二段

たけすいのスタッフブログのメディア戦略を考察してみた。

竹島水族館の何が面白い?のレビュー記事

竹島水族館(たけすい)のメディアが面白過ぎる

 

竹島水族館ってどんなコラボしているの?

地元漁師とのコラボ

竹島水族館はすぐそばが漁港ということもあり、漁師さんとの関わりが密接です。

実は竹島水族館の魚は漁師さんが釣りあげて食べないものをわざわざ持って来てもらっていたりするそうです。

竹島水族館は深海魚の展示数が日本一ですが、それは漁師さんのおかげだそうです。

その代わり、漁師さんと、その家族は竹島水族館が無料!です。年間14000人が無料で入館しています。

(注意:漁師とその家族、障がい者手帳をお持ちの方が無料)

持ちつ持たれつ。素敵な関係性です。

特に、タカアシガニのたっちプールは竹島水族館の目玉で大人気スポットですが、当初タカアシガニのタッチはカニの足が折れたり負担が大きいのではないか?と心配されていました。

ただし、漁師さんのおかげでタカアシガニがの保有数が高いため、順番にストレスにならないように展示することが出来るそうです。

また、後ほど触れますが、タカアシガニを他の水族館にプレゼントしたりもすることがあるそうです。

 

イラストレーターとのコラボ

にぼしが大好きで、魚の絵を書いているNAMIKOさんとコラボレーション。

相性の良い方とコラボレーションすると素晴らしい共創メディアが生まれます。

この投稿を見るだけでも、イラストレーターのNAMIKOさんのファンが竹島水族館に行ったのと、竹島水族館でNAMIKOさんのファンになった方がいるのが分かりますよね。

更にはグッズ化して、購入できるようになっています。

 
 
 
 
 
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蒲郡市竹島水族館 公式(@takeshimaaquarium)がシェアした投稿

一緒にコラボレーションするうえでの分かりやすい例でもあります。

 

同業他社とのコラボ

タカアシガニなど深海生物の展示・取り扱いが有名になり、全国の水族館への供給源と言われるほどになっています。

竹島水族館周辺では獲れない全国各地の生き物と交換しています。

水族館同士で生態を交換したり、貸出をするのは割と一般的にあるみたいです。

美術館と一緒で企画展をしたり、そいう言う時に珍しいそこにしかない生態を貸してもらうというようなものです。

面白いですよね!

同業他社に対して競合したり、競争するのではなく、双方を大きくするような共創を行えるという事が良いですよね。

ご自身のサービスでも出来ますか?

 

Youtuberとのコラボ

これはネイチャーアクアリウムを創るプロフェッショナルとのYoutubeコラボレーションです。

お互いの概要欄からそれぞれのYoutubeに飛べるようになっています。

水槽を創るプロと水族館を創るプロのコラボレーションです。

水槽はやはり生態が入る事で生き生きしていますね。お互いに勝たせ合うメディアの構造です。

 

コラボレーションする時のポイントは?

たけすいのコラボレーション例について、いくつかご紹介しましたが、このコラボのどこが素晴らしいのかというと…

ポイント

・お互いのスキルやノウハウや影響力を貸し合う事で自分たちだけでは作れない価値を生み出せること。

・相手のやりたいこと、自分のやりたいこと、双方を実現させる。

・自分たちのファンと相手側のファンを相互に送客できる状態にする。

・お互いに勝たせ合う関係値を創る

・自分の強みと相手の強みを生かしている

 

注意するポイント

相手の影響力を借りてバズってやろうとか、奪うようなコラボレーションは当たり前ですが良くないです^^;

お金だけで繋がるコラボレーションもあまりオススメしません。

 

寄稿型のメディアを作ると双方のメディアが大きくなる。

前回ご紹介したように、寄稿型メディアを作りながら価値を共創しているのが凄いポイントです。

↓こちらの記事も読んでみて下さい。

たけすいのスタッフブログのメディア戦略を考察してみた。

 

まとめ

コラボレーションしながら、価値を共創してメディアを大きくしていけると良いですよね。

その為に大事な事は、お互いの強みを生かしながら自分たちだけでは作れない価値を相互に生み出すこと

です。お互いを勝たせ合うようなメディアの戦略になると良いですね。

それにはじぶんのメディアを強化していくことも大事です。

ではまた次回。

 

『告知』

価値を共創していくようなメディアを作りたい。

そのためにまずじぶんのメディアを育てていきたいなぁと思ったら、メディア集客スペシャリスト講座へ♪

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