自社のブランドを、ファンと共に価値を大きくしたり、より高めていくためには、自社の商材のファンになってもらう事はもちろんですが、●●さんがオススメしてくれたから、●●さんだから、というあなたのファンになってもらう事も非常に重要です。
今日はそんなファンマーケティングしていく際にオススメしないNG営業(集客法)3選をご紹介します。
ネガティブにならず、今一度、自分の集客に関して見直すきっかけになれば嬉しいです。
目次
母数にアタックする営業
下手な鉄砲数うちゃ当る!じゃないですが、とにかく母数を攻めまくる営業です。
みなさんはSNSでいきなりDMが来た経験はありませんか?
買うつもりのない商材のテレアポがかかってきたことありませんか?
私はあります。ちょっぴりいやな気持ちになります。
相手との信頼関係がない状態でいきなり商品の提案を受けたら「え?」という気持ちになりますよね。
数をいく位営業は時間との勝負です。とにかく効率化して自動化して、なるべく自分たちの手間を減らしてアプローチしようとします。
ただ、手あたり次第に営業されて嬉しいでしょうか?欲しくないものを営業されて迷惑じゃないでしょうか?いきなり提案されて困らないでしょうか?
SNSで手あたり次第にとにかく数を営業したり、プレゼントキャンペーンを使ってリストを獲得して集客しているケースはよく見かけますが、ファンマーケティングの視点でオススメしません。
インフルエンサーマーケティングでもこの考え方で集客しようとする人がいまだに多いと聞きます。
フォロワーが多ければ売れると勘違いしてしまうと、せっかくお金をかけても無駄に終わってしまいます。
Point
無意味な数字に捉われるのを一度辞めて、見込み顧客との信頼関係構築につとめましょう。
価格やメリットで競争する営業
競合他社との価格やメリットで競争して営業する手法です。このご時世、良いモノが安く手に入るのも当たり前です。
より顧客の為に商材の価値を向上していこうとする企業努力が悪いのではありません。
売るために価格を下げてしまうと、かえって価値は下がるし、利益率も悪くなりどんどん会社も疲弊してきます。
高くても価値があるものは買う。
誰が扱っているのか、誰から買うかが重要な時代になっています。
メリットで選んだお客さんは他社にメリットを感じたら簡単に離れてしまいます。
「他社よりも●●の成分が何%多いので買ってください」「他社よりも●円安いです」という営業ではファンは生まれづらいです。
(そもそもお願いする営業はセンスなし)
Point
メリットではなく価値を感じて貰う営業をしていきましょう。あなたから買いたい!という状態を作れると最高
過剰に期待を持たせた営業
相手の課題解決を目的にしているのではなく、相手に買わせる事をゴールとした営業をしていると、テクニック的なトークや、期待値を上げたトークで相手に買わせる営業になってしまいがちです。
購入した時の感想が期待値を下回ると、リピートは生まれないし、口コミも起きません。
「じゃぁ期待値下げたらいいんですか?」という話しではなく、前提として、買わせたんじゃなくて、相手が欲しくて納得して買ったのかどうかです。
自社の商材に自信があるのであれば、なおさら納得したうえで購入してもらえるように、自分たちに何が出来るのか考えてみると良いですね。
納得した上で商材を提供され、期待値を超えると口コミが起こりファンがファンを集客します。
やっぱり買って良かった。誰かにオススメしたいな。と思われるようにしましょう。
Point
刈り取らない。
まとめ
これらNGの営業(集客)に共通している点は、主軸が自分になっています。あくまでも主役はお客様です。
どうやったら課題を解決できるのか、もしくは目標達成に貢献できるのか?そこをいつも意識する必要があります。
意図せずやってしまっている事もあるかと思いますが、
・信頼関係の構築が出来ているかどうか?
・相手が求めているかどうか?
・相手に価値を提供できるかどうか?
すこし振り返って自分の営業を考えてみて下さい。
見込み顧客との信頼関係を構築するのはデジタルでも時間がかかります。
コンバージョンを上げるために、手間を省いて省いて、購入導線までいかに少ないステップにするか?と考えてしまいがちですが、ファンを作って行く事は長い目で見ればブランドが成長していくために重要です。その為に今は遠回りに見える道が実は近道なのかもしれません!!
次回は解決編を書きたいと思います。