メディアコンサルタントのまるカリです、今まで様々な業界、ジャンルの企業でオウンドメディアの立ち上げや運用のサポートをしてきました。
オウンドメディアの運用で課題を感じている方は多いですよね。
今回はオウンドメディアの運用のお悩みにフォーカスして分析してみたいと思います。
皆さんのお悩みは今回の記事の3つのなかでどの段階に当てはまるのかぜひチェックしてみてください。
※今回は、集客(営業)する目的のオウンドメディアという前提です。
見込み顧客に向けて価値ある魅力的なコンテンツを作成しようとしている人や、それを管理しているマネージャーの皆様に届けばうれしいです。
オウンドメディア運用の悩みは大きく3つに分かれていて3段階あります。
目次
コンテンツが作れない
1段階目のコンテンツが作れないという課題を掘り下げていくと、これもさらに3種類に分かれます。
業務が多すぎてコンテンツを作成する時間がとれない
多くの場合はこれが該当すると思います。コンテンツ作成は前提として時間がかかります。
(本業の)業務を効率化してなんとか時間を捻出する、コンテンツ作成の時間をなるべく短く済むように工夫するしかないのですが、この課題をどう超えていくかマネージャーの皆さんも担当者の皆さんも頭を悩ませていると思います。本業がありながらメディアを運用するということは大変なんだという前提もないまま現場に作業だけ求めるとかなり担当者は圧迫されることになります。
私も本業が忙しいとなるとついコンテンツ作りをサボってしまいがちなのでよくわかります。緊急性がなく重要なことをどれだけ出来るかが大事ですよね。
モチベーションが上がらない(優先度が低い)
組織の上層部で決めた方針がしっかり共有出来ておらず作業だけの依頼になっている場合、目的が分からずに作業だけすると現場の士気は下がります。
ほかにも、マネージャーがコンテンツの重要性を理解していないと、現場への労いが足りなかったりします。
例えば、社内で記事を読みあってフィードバックをしたり、承認するような文化がないと、モチベーションが下がってしまいがちです。
逆に現場がコンテンツの重要性を理解していなければ必然的に優先度が下がります。上記で書いたように、コンテンツ作成には労力がいります。コンテンツ作成には時間がかかると言いましたが、一度作成してしまえば24時間365日休まず働いてくれます。
コンテンツを作るスキルがない
動画の編集など特殊な専門知識が必要なコンテンツ作成はスキルがないとできません。
記事コンテンツの作成が最も簡単に出来ておすすめですが、記事の作成が苦手な人もいます。これは現場のスキルアップのフォローがまず必要です。
新規事業の立ち上げの場合は、最初から完璧なコンテンツを求めず書いて出して編集するくらいでも良いとも思います。
ブランディング上、それが無理であれば記事を書ける人間をアサインするか、教育や添削チェックの仕組みをしっかり作って管理するしかありません。
コンテンツを闇雲に作っている
2段階目になると、記事は上がってくるけど、コンテンツに一貫性がなかったり、自社のサービス紹介ばかりになったり、バズらせよう!みたいな動きになったりします。
記事は量が大事、PVとUUをとにかく稼がなければ!という思考で記事を量産していますが集客に繋がらないという状態です。
うまくPVが伸びたとしてもそこから集客出来ない。
運よく集客出来ても再現出来ないという状態を作っています。
私も、過去のメディア運用を振り返るとそうでした。
PV数稼げる記事を書きたくて、書き続けていると、たまに数字が跳ねるときがあって(やったー!)なんて思ってたんですが、集客には繋がりませんでした。
誰に向けたコンテンツなのか? 求められているコンテンツなのか?どんな着地をとりたいのか?意識して書かないとバズっただけでは集客できません。
コンテンツを作ることが目的ではなく集客することが目的の手段としてコンテンツを作成している。という全体像とゴールを忘れないようにしたいですよね。
(※注意:ターゲットや着地に合わせて、ある程度はコンテンツ量も必要です。)
コンテンツは作成したが、そこからどうしていいか分からない。
遂に3段階目に来ました!この課題に直面しているということだけでも「めちゃくちゃすごい」とメディアコンサルとして思います。
見込み顧客の課題解決や目標達成に貢献するコンテンツが作成できた!
でも意図した相手に届いてなくて、どうしたらいいのか分からない。という状態です。
SEO任せだと、アルゴリズムが変わった瞬間に見込み顧客に届かなくなってしまいます。
コンテンツが作成出来たら見込み顧客にどう届けるかまで設計するのがオススメです。
まとめ
この記事を読んでくださった皆さんのお悩みは何段階目でしたか?
うまくいかない原因を整理して、解決策の記事も是非読んでみて下さいね。
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