店舗に来たお客様をリピーターやファンにするには?

今回は、メディアコンサルタントのまぁるいカリスマが、店舗でビジネスされている方に向けてお客様をファン化するにはどうすればよいか、3つのポイントに分けてお話していきます。シンプルで当たり前のことなのですが、頭の整理に使っていただければ幸いです。

まぁるいカリスマことまるカリです。
仕事はメディアコンサルタントと、メディア集客スペシャリストの講師をやっています。広告に依存せず、集客基盤を作っていくサポートを様々な業界でやってきました。

今回は、店舗でビジネスされている方に向けてお客様をファン化するにはどうすればよいか、3つのポイントに分けてお話していきます。シンプルで当たり前のことなのですが、頭の整理に使っていただければ幸いです。

 

感動体験が口コミを生む事例についてご紹介してきましたが。
今回はもう少し踏み込んでお店のファンを作るにはどうしたら良いかです。

感動体験が 口コミを呼んだ事例紹介

 

 

ポイント1 相手の欲しいもの、求めているものを提供している

店舗に限らずなのですが、相手の求めているものを常に提供しているか、ここが大切です。
サービスや、商品を押し売りするのではなく、価値を伝えているかどうか?一度振り返ってみてください。

 

相手が欲しいものが分からない、相手のニーズが読めない。

そんなときはどうしたらよいのか…。簡単です。直接聞いてみましょう。相手の動向を観察しておおよそのあたりをつけてみましょう。

 

皆さん、意外とプライベートでもやってませんか?

「今日何食べたい?」「明日のデートどこ行きたい?」「誕生日のプレゼント何が欲しい?」

とか。やってる!やってる!と思った方は普段から相手のニーズに応えようとしていて素晴らしいです。

(私は割と自己中心的なタイプで、相手が望んでるものを確かめるより、確かめて頂いていたタイプなことをここに白状しておきます…。)

事業やビジネスでも同じですが、ついつい忘れがちでもあります。

 

例えば…

 

飲食店のシェフ「うちのオススメなんで是非食べてみてください!」

お客さん「ありがとう(あぁ・・・もうさっき一軒目で食べてきちゃったんだよな、おなかいっぱいだな)」

 

車の営業(うわぁ~今月の営業目標の数字やばいや、なんとか車売らないと…)

お客さん(なんかこのディーラーさん何が何でも売るぞって顔してる。怖いな)

 

お客さんをファンにするのであれば、最低限ここをクリアしておかなくてはいけませんね。

 

私がリピートしている、京都のイタリアンのお店のシェフは、いつも

「アレルギーや嫌いな食材は?」

「今日はおなかすいている?」

「予算どれくらい?」

「デザートまで食べる?」

食事の途中でも。「まだいけそ?おなかいっぱいになってきた?」と聞いてくれます。

そして、量や、食事のバリエーション、食べたいメニューがバチッとはまっていて、価格以上の価値を感じるので、口コミもうするしリピートもします。

 

是非相手が求めていることを大事にしてみてください。

これは、私が普段講師をしている、メディア集客スペシャリスト講座でも、まず前提としてお伝えしている集客の定義ですが…

じぶんがサービスを価値付けして求めている顧客に対して魅力的に価値を伝えサービスと顧客を『繋ぐ』こと

これが一つ目のポイントです。

ポイント2 何度も足を運びたくなるストーリーを考える

何度もその店舗(場所)に行くにはかならず理由があります。
それを意識して作れるかどうかが肝になります。

 

ディズニーランドはリピート率98%以上と言われていますが、なぜ、みんな何度も足を運ぶのでしょう?

沢山理由はあると思います。

例)

・行く度に新しい発見がある。「隠れミッキー見つけた!」

・そこで働いているキャストが魅力的、サービスやおもてなしが良い

・異空間というディズニーの世界観に入れる

・前回乗れなかったアトラクションに乗りたい!

・ハロウィーンシーズンの新しいショーが始まったから

初めから何度も来たくなるような設計をしていますよね。

ディズニーの凄いところは、勝手にファンアンバサダーが量産されていくところです。

ファンアンバサダーを生み出せるような戦略をしておくと、事業がグロースしていきます。

ビジネスデザインモデル ファンアンバサダー育成までの流れ

この記事では詳しく触れませんが気になる方はメディアグロースモデルの体験講座へ…。

https://guildproject03.peatix.com/view

 

店舗のビジネスは、飲食店、サロン、小売店などいろいろありますが、店舗そのものがひとつのメディアでもあります。

そこで得られる体験や、店舗の世界観、また来たくなる理由を是非作ってみてください。

 

ポイント3 ファン向けのメディアをつくる

ご自身の店舗に来てくれている、何度か通ってくれたお客さんは、ファンになったり、常連になる可能性が高いですよね。

サービスでしっかり価値を提供出来たら、ファン限定や、ファンの人のためのメディアを作ると良いと思います。

ファン向けメディアを作ると次の顧客の集客にも繋がっていきます。

 

例)

・アパレルだったら、お店で服を買って気に入ってくれた人が登録して、最新のデザイン情報が見れるアプリに登録する

・ブランドのコスメにはまったので、お得情報やクーポンがもらえるメルマガ会員になる

・レストランの公式Instagramをフォローする

…等です。

 

その情報がクローズかオープンかは別として、すでに店舗を知って気に入ってくれている人をターゲットにしたコンテンツになっているかどうかです。

 

私が、ディズニー好きなので、ディズニーの例ばかりで恐縮ですが…
講談社のディズニーファンという雑誌ご存じでしょうか。(多分知らないですよねw)

まさに…これもファン向けなんですが、ディズニーの既にファンが読むために作られた雑誌です。
最新グッズや、その雑誌でしか見れないキャラクターのカット、映画次回作の声優のインタビューなど、どちらかと言えば初めて行くような人ではなく、年に5回以上通うような人が読む玄人向けの雑誌です。

初めて行く人には、東京ディズニーリゾートまるわかりガイド!とか、観光系のところにアトラクションの平均待ち時間や、オススメの周り方などが載ったガイドブックがありませんか?

つまり、集客のためのメディアとファンに向けたメディアを分けているということです。

 

飲食店で、常連さんにしか出さない裏メニューとかあったりすると、新規の人に教えてあげたいなという気持ちになります。
ファンはファンであることに誇りを持っています。自分はこのお店の常連で特別なんだと優越感を感じることもできます。

あなただけの、ファンの方だけの…という何か!があると強いです。

 

まとめ

いかがでしたか?ひとずつ掘り下げるともっとあるのですが、今回は、店舗を持ってビジネスしている方に向けたファンをつくるコツを

ポイントにわけてお届けしました。

ポイント1 相手の欲しいもの、求めているものを提供している

ポイント2 何度も足を運びたくなるストーリーを考える

ポイント3 ファン向けのメディアをつくる

是非実践してみて下さいね。

 

なぜこんなにファンとの信頼関係を構築しておくことをお勧めしているかというと、後の集客につながるからなのです。

ポイント1で触れた…私がリピートしている、京都のイタリアンのお店のシェフが、

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笑顔こぼれるHappy Cheesecake♪齊城庸平 構想2年の幻のチーズケーキ誕生秘話

常連さん、ファン、から口コミが起き、集客がうまくいった事例もご紹介しています。

メディアで集客したいけど、どうしたら良いのだろうと思った方は、是非記事を読んでみてください。

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