メディアコンサルのまるカリです。
集客するときに「社長一人に営業が依存している」「リストが社長のお客さんしかいない」という企業は多くあると思います。
(どこかで誰かに任せたい。)(新規開拓もしていってほしい)ただ、本業が忙しく、集客は常にリソース不足。
そもそもなぜこのような事象が起きてしまうのか?どうやって解決していくのかについて記事にしてみます。
目次
課題1: 本業の業務が忙しすぎる
多くの経営者は、本業の運営が忙しく、集客に割ける時間が限られています。結果としてリソース不足が慢性化します。
例えば、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務マニュアル化が進んでいないことで、日常業務の効率が悪く、集客に手を回せなくなっていることもあります。
また、経営者が他のスタッフに業務を任せる仕組みができていない。スタッフが自分の仕事以外は出来ないというケースもあります。
解決策
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業務のDX化を進め、タスクを効率化する。
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業務マニュアルを作成し、スタッフが変わっても対応できる体制を整える。
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集客(営業や広報)のみの担当者を配置する。
など
課題2: 営業の仕組みやマニュアルがない
営業(集客)活動が経営者一人に依存している背景は、多くの場合、社長が経験を元に試行錯誤して成果を上げた方法が、抽象的で他の人には再現できない状態になっています。営業の仕組みやマニュアルは存在せず、顧客リストの管理も出来ていないケースがあります。なので、引き継ぎたくても引き継げないという状況になっています。
解決策
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営業手法を分解し、誰でも実践できるマニュアルやガイドラインを作成する。
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CRM(顧客管理ツール)を導入して、顧客情報を一元化する。
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営業活動を定期的に見直し、改善点をチームで共有する。
課題3: 売上に関する全体戦略がチームに共有されていない
チーム内で売上や集客に関する全体戦略が共有されていないことも、大きな課題です。この場合、各メンバーが自分の業務に集中しすぎて、組織全体として同じ方向に向かう力が弱まります。
例えば、マーケティングチームがSNS戦略を独立して進める一方で、営業チームがその内容を把握せずにアポに行くといったケースが挙げられます。
また営業活動をしていないメンバーはそもそも、どこに新規開拓に行けばいいのか?誰と繋がればいいのかも分からない状況が生まれてしまいます。
解決策
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定期的な戦略共有会議を開催し、全員が目標や進捗を把握する。
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集客フローや売上目標を図式化して、チーム内で共有する。
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各メンバーが戦略に基づいて行動できるよう、簡単なアクションプランを策定する。
など
まとめ
これらの課題を解決することで、社長一人に依存した営業体制から脱却し、リソース不足でも再現性のある集客を実現できます。
まずは、簡単にできるところから着手し、チーム全体で力を合わせる仕組みを作っていきましょう!
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