チームMTGに向かう途中、王子駅に新しくオープンしたミスタードーナツでお土産を購入しました。
まるカリミスド大好きなんです…。
ふと気づけば、ここは2024年の6月まで3COINSでした。北区唯一の3COINSだったみたいですが、撤退。
その背景とは?
この記事では、新しいテイクアウトオンリーのミスド店舗オープンの背景をまるカリが独自の視点で分析し、メディア戦略について考察するものです。
(異論は認めますwww)
目次
場所
場所は東京メトロ南北線の王子駅改札外の10坪強のテナント
一日の南北線王子駅の利用者数は約57,821人
なぜ3COINSは撤退したのか?
そもそも乗り換えのビジネスマンが多い中で雑貨の小売り事業はなかなか厳しかったのではないかと考察してみる。
駅ナカのようにちょっとした買い物を楽しんだり乗り換えの時間を潰すような駅ではないのでターゲット含めてミスマッチだったかな?とは思います…
それに加えて…
3COINS+plus業態での店舗の大型化を進め、300円超の商品群の積極投入を行いながら、利益面での回復を狙っている方針なのに、
南北線駅の3COINSは狭すぎたし、品ぞろえも悪かったので売り上げが伸びにくかった可能性はあります。
(広告用店舗って感じでもなかった。)
※3COINS自体の業積はかなり好調に伸びています。
なぜミスドはうまくいっているのか?
開店まもないという事もありますが、テイクアウトオンリーのお店はいつも店内ギリギリまで人が列を作っています。
店構えを見て欲しいのですが…
この店舗は南北線に乗るユーザーではなく、南北線の改札から出て行くユーザーに向いた店構えになっています。
南北線は乗り換え駅として使うユーザーが多い事から、南北線→京浜東北線へのユーザーに向けた戦略ではないかと仮説を考えてみました。
ここで京浜東北線に目を向けてみるとご覧の通り、下りが混雑しています。
つまり、埼玉県から東京に仕事で来たファミリー層が今から埼玉に帰宅するケースが多いんです。
という事は、帰りに子どもにお土産でドーナツを買うのでは?
ファミリー層が買う場合は、お土産も一人当たりの顧客単価が高くなります。
つまり、埼玉県にお住まいのパパさんママさん(外部インフルエンサー)が、王子駅で乗り換える際に、子ども(見込み顧客)にお土産で購入するというメディア戦略
の仮説がたちます。
実際に帰りに覗いてみました。
確認した時間は、若い女性が吸い込まれるようにどんどんとミスドに入って行きました。
カフェ利用は出来ないのでお土産に持って帰るんでしょう。
仕事で疲れた体へのご褒美デザートなのか、彼氏と食べるのか、はたまた明日の朝ごはんなのかもしれません。
何にせよ、3Coinsよりは集客にうまくいっている様子でした。
※よく考えてみたら、働くママさんたちの保育園のお迎えはもう一時間~二時間ほど帰宅が早いはずなので、また検証してみようと思います。
なぜ集客にうまくいってるんだろう?なぜ集客にうまくいっていないんだろう?
メディア戦略を考えてみると面白いです。
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