前回の記事ではコンテンツ作成のお悩み3段階について説明しました。
1段階目コンテンツが作成出来ない(コンテンツの重要性がわからない)
2段階目コンテンツが企画出来ない(コンテンツを闇雲に作成している)
3段階目コンテンツを届けられない(コンテンツ作成後どうしていいか分からない)
詳細はこちら▼
今回の記事では、前回のお悩み解決に繋がるノウハウをご紹介します。皆様のメディア運用のヒントに繋がれば幸いです。
特に読んで欲しい方はこちら↓
- どんなコンテンツを作っていいか分からない。
- せっかく記事がバズったのに集客出来なかった!
- 見込み顧客に価値のあるコンテンツ作成とは?
- Youtubeの再生回数が伸びない…
- SEO対策に全精力を注いでいるけどアルゴリズムが変わったらどうしよう
- 記事は書いているけど作りっぱなしになっている。
- メディア集客で何のツールを使ったらいいか迷っている
※前回の記事を読んでくださった皆様へ
コンテンツの重要性についてはまた別の記事でご紹介できればと思います。
目次
重要な事はPVや再生回数ではなく、見込み顧客が求めているコンテンツを提供すること
成果指標をどう捉えるか?
コンテンツ作成となると、つい、PVやUUや再生回数が重要な成果指標と思ってしまいがちですが、意外とそうではありません。
記事のPV数や動画の再生回数が多かったからと言って、LPのクリックやその先のアクションに繋がるとは限らないのです。
突然ですが、クイズです。同じ商材に集客するための記事コンテンツと過程して、
前者は50人が記事を読んで25人が商品を購入しました。
後者は5000人が記事を読んで2人が商品を購入しました。
どちらがメディア集客に効果的なコンテンツを提供出来たでしょうか?
目指していくのは前者ですよね。
関連の数値として、PVやUUは見ていく必要がありますが、見込み顧客が求めている話題を提供がするコンテンツを提供することが大事です。
(注意:広告収入を得て行くようなコンテンツではPV数UU数再生回数は重要な指標になります。)
成果指標がどこになるのかはメディアの全体像を見ると分かりやすいです。
メディア集客のプロセスを可視化するメディアデザインマップで見ると下の図のような感じです。★緑の丸の部分が計測ポイントです。
(↓商材は例題としてパーソナルトレーニングとしてみましたが、皆さんはご自身の商材をあてはめて考えてみてください。LPの部分がECサイトや予約サイトの方もいると思いますが基本は同じです)
記事のPVもUUも勿論チェックするのですが、本来のゴールはどこなのか?を改めて俯瞰で見る事が大事です。
(どの粒度で見るかで変わりますが、マーケティング用語で言うところのKGIとKPIの設定の話です)
目指しているゴールを明確にしてから進めていきましょう!
見込み顧客に刺さる、価値を感じて貰えるコンテンツを提供する
ここでいう、価値の提供とは、見込み顧客の課題解決や目標達成に貢献するという事です。どのように記事を作って行けばいいのか。
コンテンツを闇雲に作っても意味がありません。また、自分のサービスの紹介ばかりしていても集客に繋がりにくいです。
結論から言うと、コンテンツ企画、設計していきましょう!っていう話なのですが「はぁ?」と思われた方もいるかもしれないのでこの記事では簡単に2つのポイントだけお話します。
①見込み顧客が誰なのか?
②見込み顧客が求めている話題は何か?
この二つだけです。
①見込み顧客が誰なのか?
皆さんは、見込み顧客に向けてコンテンツを作成していますか?
「当たり前だぁぁあああ!」という方は次の章まですっ飛ばして頂いて構いません。
メディア集客プロセスを可視化するメディアデザインマップを使って説明します。
メディアデザインマップで言うと、黒い人が自分。右側の青い人が見込み顧客です。まずはこの人が誰なのか知っていますか
まずは見込み顧客が誰なのかを明確にしていく事が大事です。そのひとのためにコンテンツを作ります!
商材が同じでも見込み顧客が複数パターンがある場合もありますよね。
その時はそれぞれにコンテンツを分ける必要が出てきます。
企業内では、マーケティング担当とメディアの運用担当、マネージャーと現場担当者など、事業部やプロジェクト毎で役割分担など、コンテンツを作る人と全体の戦略や方針を決める人が違う場合が多々あります。
その時に、認識がズレやすかったりするので、是非見込み顧客は誰?と合わせてみてください。
②見込み顧客が求めている話題は何か?
上記の二つのメディアデザインマップの黄色いマーカー部分を見てください。見込み顧客Aさんと見込み顧客Bさんは商材が同じでも課題や、求めているものが違います。
(メディアデザインマップはあくまで参考例です)
商材をベースにコンテンツを作成すると、相手の課題の深堀が出来ていなかったり、自分が書きたい記事を書いて終わります。
そうではなくて、相手が欲しいコンテンツを書いていきましょう。
見込み顧客は誰なのか?その人のどんな課題を解決するコンテンツなのか?もしくは、どんな目標達成に貢献していくコンテンツなのか?
拘るべきはここです。
(私も自分が書きたい自己中心的な記事ばかり書いてた時期があったのでよく分かりますw これは現場あるあるなのです。)
メディアコンサルタントまるカリのワンポイントアドバイス
見込み顧客は仮説ではなく実際に誰?まで思い浮かべるのが良いです。
見込み顧客が求めているコンテンツをどう届けるか?
次にどう届けるかの話しですが、結論 メディアの全体設計してから始めましょう。理由をお伝えします。コンテンツ作成は、メディア集客のプロセスの一部でしかありません。
木を見て森を見ずとなると、ゴールを見失います。
それに、コンテンツと言っても様々です。記事コンテンツなのか、動画コンテンツなのか、イベントコンテンツなのか、紙コンテンツなのか…。コンテンツの媒体は何で、それをどう届けるかまで検討する必要があります。
上記のメディアデザインマップと下記のメディアデザインマップは、同じ商材ですが、上のマップはコンテンツ媒体はYoutubeで届ける媒体はTwitterに設定しています。
下のマップはコンテンツ媒体はブログで届ける媒体はInstagramに設定しています。ここでお伝えしたい事は、見込み顧客に合わせて届ける媒体が変わるということです。このメディアデザインマップはあくまで例で作成しているものですが、実際に皆さんが集客したい見込み顧客はどんなツールを普段使っているのか?そこからツールを選定する必要があります。
「コンテンツだけを作っていて、見込み顧客に届ける手段がなかった!」と言う事がメディアデザインマップでメディアの全体像を見て気づく方もいるかもしれないですね。
コンテンツ作成したけど、サービスページへの導線がない!みたいな事も現場では本当にあるんです。(笑)
ゴールまでの地図を描けると、抜け漏れも把握しやすいですよね!
メディアコンサルタントまるカリのワンポイントアドバイス
SEO対策をするのが悪いわけではありません。ただ、それだけだと、自分の意図しない、管理できない所で、アルゴリズムが変化するといっきに読まれない、見られない状態になってしまうので、SNSや対面で見込み顧客とやり取りできるツールで関係値を作っておくことを強くオススメします。
コンテンツを見たくなる状態をつくる。
全体の設計が出来た。コンテンツ企画や設計も出来た。コンテンツ作成も出来たとしてもまだ不十分です。
これがすぐには届かないんですよw
相手が求めているコンテンツが何か分かるという事は関係値があったまっているという事でもあります。
相手がコンテンツを見たいという状態にしておく必要が今度は出てきます。
あっためるって言うのは、いわばコミュニケーションなので、方法は様々ですし正解はありません。
例えば、映画の公開前に、その映画に出演する俳優さんの過去作ドラマが再放送されたり。やたらバラエティーに(番宣)出演したりするのを見た事ありませんか?
あれは接触回数を増やして温めをしているわけですよね。「もうすぐ映画やるよ~」って
ディズニーのショーやパレードは開始60分前、30分前、15分前、5分前とスピール(アナウンス)が入りますが予告されることで高まります。
お店の新装開店の際に改装風景を公開したり、準備風景を見せる事でワクワクさせるみたいなケースもあります。
自分がコンテンツと関連した話題をSNSや対話で出した時の相手の反応を見てみましょう!
まとめ
今回の記事いかがでしたか?Twitterに感想や、質問や頂ければ喜びます。分かりづらかった部分も是非ご指摘ください。
オウンドメディアの運用に課題を感じている方は、今日お伝えした3つを意識してみてください。
①見込み顧客が求めている話題や、役に立つ記事を書こう!
②コンテンツ作成するだけじゃなくて、見込み顧客に届ける所まで設計しよう!
③コンテンツを相手に届けるには関係値を温めながら「待ってました」の状態にしておこう!
関連記事▼
【ちょっぴり告知】
今回の内容は、メディア集客スペシャリストの基礎講座でより詳しくお伝えしていますので、興味のある方は、是非一緒に学びましょう~
メディアデザインマップでは戦略や施策ごとのメディア集客プロセスを可視化出来るので、組織やチームで施策を共有したり、認識のずれがないか確認するにも便利です。
メディアデザインとは?の詳細記事はこちら
まずは、メディア集客スペシャリスト体験講座
お申込みはこちら▼
https://bit.ly/2QRY5lh
本日の記事の内容はこちらの講座で学べます
メディア集客スペシャリスト基礎講座
お申込みはこちら▼
https://bit.ly/3rzbBqw
最後におまけ…
採用集客の場合も同じです。※商材はBtoCでもBtoBでも同じです。BtoBの場合は見込み顧客が企業の中の誰になるのか?です。