PIXARは反省会を必ずする ─「振り返るタスク」をカレンダーに!

振り返りが苦手なタイプへ。PIXARに学ぶ「反省会文化」と、フィードバックを健全に受け取るためのメンタルセットについて綴ります。

まるカリです。最近ちょっと思うことがあって、久しぶりに本を読み返してみました。

今回は、本のレビューではないのですが…

私が大好きな【#PIXAR】が、どんなに成功したプロジェクトでも**「必ず反省会をする」**という話がこの本の中にも書かれています。

そうだよな。一流はそれが当たり前なんだなと改めて思い返したので、気づきをシェアしたいと思います。

 

この記事は、どちらかというと、私のような、振り返りが苦手…フィードバック貰うの嫌だな…って思う凡人タイプの皆様に読んで貰いたく筆を執りました。

本を読んだ気づき

反省会の予定が「反省」を促す

人は忘れる生き物です。私は一般の人よりも群を抜いて忘れん坊です。

だからこそ、振り返りは当日中か翌日朝にやるのがベスト

その時間を“後で取ろう”と思っても、だいたい別の案件に追われて忘れてしまいます。

だから私は、カレンダーに「振り返り」の予定を入れるぞ!

時間をブロックしておかないと、凡人には無理ゲーなのだ✊

 

 

フィードバックは、他人からもらった方がいい理由

正直に言うと、自己採点はほぼ甘くなる。

他人の方が、圧倒的に俯瞰で見てくれます。

忖度なくレビューしてくれる人のから貰うのがオススメです。

利害関係があまりない人や、チームメンバーや信頼できるパートナー、コンサルティングなどがオススメです。

厳しい意見だとしても絶対に自分では出てこないと思うのでまずは受け止めましょう。

※とにかくアドバイスしたい、批判したいってタイプの人はそこに酔ってるので気を付けた方が良いです。

 

みんな暇じゃない。基本フィードバックは貰えない

みんな忙しいんだから、フィードバックを貰える事自体に本来感謝しなくてはいけないですよね。

フィードバックをもらえない時は自分で振り返るしかない。だけど前述したように、自己採点は甘くなる。

だからその時は、自分と少し距離を置いて“厳しめに”見るのがコツ。

ちょっとだけストイックになった方が良いし、そう思って振り返ってもそれでも大体甘めの採点にはなっちゃうと思います。

本質的には気付いていて向き合えてないか、全くの無意識というのがあるが、どちらも改善に時間がかかる。

直せるものからコツコツやるしかない。いずれどこかで壁は来ます。

 

アンケートは、良質なフィードバックではない

参加者のアンケートを読んで満足してませんか?アンケートに辛辣なコメント来ますか?来るようなセットアップとアンケートの時間でしたか?

アンケートの大変良かったはあまりアテにならないです。良かった事だけ受け取りたくなってしまうのがアンケ―トです。

 

 

なぜフィードバックを受けたくないのか?なぜ振り返らないのか?

 

フィードバックを受けたくない理由

 

  • メンタルに負荷がかかるのが怖い

  • 他人に言われるとイラっとする

  • 自己肯定感がガタッと下がる

おおよそこれじゃないですか?

みんな大体そうですよね。

 

自分で振り返りしない理由

 

  • 次のタスクに追われて後回し(そして忘れる)

  • 疲れ果ててパス(そして忘れる)

  • 「まぁ良かったから改善しなくていいや」と満足

ね、あるあるでしょう?(分かる分かる)

 

フィードバックを受け取るためのメンタルセット

フィードバックは次の自分のステップへのギャップ

フィードバックを受けた時に、自己嫌悪に陥り、崖から突き落とされた。と思う人がいます。

自分も余裕がないとそうなるので分かります。大体その時は自分の成長が俯瞰して見れなくなっています。

(あぁ、自分はもうだめだ、価値がない人間なんだ)とせっかくフィードバックを貰っているのに、勝手に自分で自分を攻撃し始めるのは時間の無駄です。即、止めましょう✋

 

全部改善しなくていい。

語弊を恐れずに言うと、私はフィードバックを受け止めた上で、7割くらいは無視してます。

(あ、嘘、盛ったかもしれません。9割~8割無視かなwww)

全部を一気に変えようとしても、うまくいかないと思います。

全部をすぐに改善出来るようなスーパーマンはまずこの記事を読む必要がないからです。

10個言われたら、3個だけに集中して改善する。(おそらくフィードバックをした相手もあなたに全部を求めてはいないはずです…)

残り7個は華麗にスルーです

3個改善しても、それでも十分、前には進んでると信じる。

凡人は、メンタルが健康的でないと長期スパンで成長しにくいんです。でも不思議なもので、2年前に言われて悔しかったフィードバックが、今や「息するように」自然にできてたりするんです。

 

まとめ

PIXARみたいに、何があっても**「反省会をする」(振り返る)**という文化を大切にしたい。

個人やチームの成長にもすごく応用できるなと思います。

私は半強制的に負荷をかけるトレーナーがいてくれたおかげで今があります。

できることから、少しずつ…。

私もまた、自分のカレンダーに「振り返り」の予定を、入れておこうと思います◎

負荷はかけつつ、メンタルを健全に保つ。真面目に全部受け取ってると疲れちゃうぞ!と凡人からのアドバイスでした。

これを読んで3割でも出来たら良しと進んでください。

フィードバックを貰える事は貴重なので相手に感謝を忘れずに