自分のメディア運用を客観視するには?

今回は「自分のメディア運用を客観視する方法」について解説します。コンテンツと振り返り、時間を置いた見直し、反応分析、他人へのフィードバックが効果的です。忙しい中でもこれを習慣化し、自己改善を進めましょう。詳しくは記事をご覧ください。

こんにちは、メディア集客スペシャリスト講師のまるカリです。

こんなお悩みを頂いたので今日は記事を書いてみます。

「自分のメディア運用を客観視することが出来ない。どうしたら良いですか?」

うんうんよ~く分かります。

自分にはついつい甘くなっちゃいますよね?

まるカリそういうタイプなので気持ち分かります。

なので、厳しいフィードバックをもらえる環境に身を置くことが重要だと考えています。

質問の回答としては、「誰かからフィードバックをもらうこと!」が一番と答えたいのですが、 そもそもコンサルティングを受けたり、学べるコミュニティに参加して積極的にフィードバックをもらえる環境にない人も多いと思います。

パワーハラスメントやモラルハラスメントも厳しい時代であり、上司が部下のために叱咤したり、本質的なフィードバックを与えることが難しくなっています。

そのため、今日はせめて、自分自身を客観的に見る方法について、できる範囲で共有したいと思います。

 

振り返る

自分を客観しするには振り返りが大事です。

振り返りは、自分の行動や思考を冷静に見つめ直す機会をつくるということです。

 

振り返るコンテンツを準備すること。

まず、日々の出来事や自分の行動を客観的に記録しておきます。感情を排除し、やったこと、やらなかったこと、など事実のみを把握することが重要です。

 

例えば、俳優さんは、ドラマの撮影でカットがかかると、今自分が演じた様子を動画コンテンツで見て確認し客観視することが出来ます。

モニターを見て、(思ったより目に力が入ってなかったかな)とか、(照明の確度的にもう少し首を振っても良いかな?)とか、自分自身で客観的に振り返ります。

 

仕事においても同じようにします。

つまり、自分を客観視する為には、自分が何をしたか?が分かるコンテンツが必要です。

 

私は忘れっぽい性格なので、特に大事です。

会議だとしたら、議事録をつけていれば、自分が何を準備して、何を話したか?意図した結果になったのか?見返せば分かります

ドキュメントでも、記事でも、動画でも、絵でも、それを見直せば何をしたか分かるものを準備しておくと、自分の行動を客観視出来ます。

 

 

時間を置いて確認する

その瞬間に見るのと、少し時間を置いて見るのとではまた違います。

夜中に書いたラブレターを、朝読んだら気持ち悪すぎたっていう例えを聞いた事ありませんか?

他にも、10年前のブログ読んだらめちゃくちゃ恥ずかしくて消し去りたくなることありませんか?

 

一旦冷静になったり、切り替えたり、何か終わったタイミングだったり、一晩寝かせた後に振り返る方が客観視出来ます。

 

※注意:とは言え、忘れる前に振り返りをする事が大事

 

 

反応を確認すること

反応を確認するというのは、自分が起こしたその行動がどのような結果をもたらしたかを分析するということです。

成功した点や改善が必要な点を明確にし、自分の成長に繋げるための具体的なTODOにまで起こしておくと改善に繋がりやすいです。

事前に、何かのアクションの成果指標を決めそれが結果どうだったか?という振り返りが一番分かりやすいです

 

成果指標を決めずに進めてしまうと、それが良かったか悪かったかのジャッジが客観的に出来ません。

数字を見れば分かる状態にしておくのがポイントです。

 

例)セミナーを行い、本が来場者の50%以上に売れたら成功!(と成果指標を決める)

30%だった。→なぜ達成出来なかったのか?もっと出来た事はないか?考える。

80%だった→何がうまくいったのか?なぜ達成出来たのか?再現出来るように考える。

 

 

習慣をつくること

期的にこのプロセスを繰り返すことで、自己認識が深まり、より良い決断ができるようになります。

 

振り返りは習慣化が難しいです。

まるカリも未だにサボろうと思えばサボりたいと思ってしまうくらいです。面倒くさい事の中に大事な事ってありますよね・・・(笑)

この習慣を作るのが一番難しいので、Googleカレンダーに入れるとか、何かの後にMTGを入れておいて報告するシステムを作るとか、仕組化しておくのがオススメです。

 

振り返りをしていると、いきなり改善が難しい事も沢山ありますが、自分の強みと弱みの把握にも繋がります。振り返りは決してマイナスやネガティブだけではありません。客観的にこんなことが出来るようになったんだ。とか、こんな風に思われてるって知らなかったなとかポジティブな感情も生まれます。

 

 

自分以外の人にフィードバックする

結論、自分を客観視するためには、他人へのフィードバックが効果的です。

人は、自分の行動や思考の癖を見逃しがちですが、他人の行動を見ると客観的に評価できますよね。

 

例えば、同期がミーティングで発言しないとき、「もっと積極的に意見を出せばいいのに」と思ったとします。

その気持ちを自分に置き換えてみると、自分も同じような場面で発言を控えていないか、振り返ることができるのです。

他人にフィードバックすることで、自己改善にも繋がります。なぜならば、自分も言ったからにはやらなきゃという気持ちになるからです。

「禁煙しなよ」と言ってる本人がタバコを吸っていたら説得力もないし、相手もきっと聞かないですよね。

だから、他人へのフィードバックを積極的にすることで、自分を客観視して律するのは良い方法だと思います。

 

※注意

いきなり知らない人や他人へのフィードバックはやめてください。

客観視する練習なだけであり、信頼関係のない人に変にフィードバックすると、トラブルになりますので、お気をつけて…。

 

まとめ

客観的に自分を見るには?という方法についてシェアしてみました。

正直、自分を客観的には見れませんので、コンサルティングがついているし、振り返りもワークにしてやったりしています。

私自身、忙しいという言い訳を何万回もしてきましたが、振り返りをして改善していないからいつまでたっても忙しいんだと自分が気づいてからはやるようになりました。

今日シェアした内容は冒頭の質問のメディア運用においても同じです。

1:(メディアでやった事を)振り返るコンテンツがあり

2:時間を置き

3:成果指標をもとに分析

4:それを習慣化

5:他人にフィードバックする前提で見てみる(実際にしなくても良いと思います)

 

皆さんも是非一度やってみてください。

 

【ちょっと告知】

ご自身のメディア運用を客観視する際にメディアデザインというフレームワークがオススメです。

事業のゴールや成果指標を設定し、メディア全体を俯瞰で見ながら、誰にどんな情報を何のツールで届けてどうなって欲しいのかを設計出来ます。

今回の冒頭にお話しした、メディア運用の戦略のコンテンツ化が出来ますので、興味のある方は体験講座に是非お越しください。

 

メディアデザインマップのイメージ

 

メディア集客スペシャリスト体験講座とは? オンライン90分 3,300円(税込み)

https://note.com/guildmedia/n/n55cd6f06d45c

 

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