こんにちは!
おーじんじ(OH人事)です。
メディア集客をしていく際に、戦略、施策の効果測定は必須ですよね。
分析改善し、施策の確度を上げていくためにもパラメーターの設定が必要です。
Googleアナリティクスだけでは測定出来ないデータをパラメーターを使用することでより深く分析できます。
今回は「パラメータ」がどのようなものかを理解するとともに、簡単に設定できてしまうツールについてもご紹介します。
目次
Googleアナリティクスのパラメータって何?
Googleアナリティクスのパラメータは、URL末尾にある「?」から始まる変数・文字列のことです。
例えばhttp://www.mediaaaa.com というアドレスのURLがあるとすれば末尾に ?name=yamada&age=39 といった文字列が付いているのをリンクを貼り付けた際などに見たことがあるでしょう。
こちらの文字列には意味があり、目的に合わせて解析をすることが出来るのです。
例えば自社のHPに、Google検索から流入しているのか、リスティング広告、SNSのどのキャンペーンからの流入なのか正確に把握したいのであればパラメータの設定が必要となります。
utmパラメータの種類と役割について
Googleアナリティクスの公式サイトでは5つの種類のパラメータがあり、「utm_source」「utm_medium」「utm_campaign」の3つのパラメータは必須とされています。「utm_term」「utm_content」は任意です。
utm_source 「必須」
ページの流入元(参照元)からアクセスされたのかを把握します。例としては「Google」「yahoo」「Facebook」「Twitter」などがあります。
utm_medium 「必須」
媒体の種類について指定する部分です。検索広告は「cpc」バナー広告は「banner」などのように記載します。
utm_campaign「必須」
キャンペーン名称やプロモーションコードを記載します。summer_sale2022のようにご自身で比較しやすい設定をすると良いでしょう。
utm_term「任意」
検索キーワードの設定となります。有料検索のキーワードや広告配信日などの日付を入れることができます。任意ですので設定しなくても問題ありません。
utm_content「任意」
複数の広告を区別する設定です。例えば「〇✕_a」と「〇✕_b」といったようにAとBの広告について比較したいときに使用します。こちらも任意ですので設定しなくても問題ありません。
ここまでパラメータがどういったものか、どのような種類があるのかについて説明しました。続いて実際にパラメータの設定方法をお話します。
誰でも簡単にできるGoogleアナリティクスのパラメータ設定方法「キャンペーンURLビルダー」の使い方
パラメータの設定方法は手動で「?」以下を入力する方法と「キャンペーンURLビルダー」というツールを使い、自動で設定する方法があります。
今回は「キャンペーンURLビルダー」を使い自動で設定する方法についてご紹介します。
「キャンペーンURLビルダー」のURLはコチラ▼
https://ga-dev-tools.web.app/campaign-url-builder/
中身は英語ですが、ご安心ください。それぞれ何を入力すれば良いか理解すれば簡単に設定することができます。以下ご確認ください。
フォーム欄 |
必須/任意 |
入力する値 |
Website URL |
必須 |
サイトのURL |
Campaign Source |
必須 |
utm_sourceパラメータ |
Campaign Medium |
任意 |
utm_mediumパラメータ |
Campaign Name |
任意 |
utm_campaignパラメータ |
Campaign Term |
任意 |
utm_termパラメータ |
Campaign Content |
任意 |
utm_contentパラメータ |
設定が完了したあとは実際にどのように流入しているかを確認してみましょう。
GoogleAnalyticsメニューに「集客」のメニューがあるのでクリックします。
「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」を選択すれば設定した「utm_source」「utm_medium」のパラメータが表示されます。
「utm_campaign」の設定は「集客」にある「キャンペーン」→「全てのキャンペーン」を選択しましょう。設定したキャンペーンごとに流入数を確認することができます。
まとめ
メディア集客の分析にはには欠かせないGoogleアナリティクスのパラメータを駆使することで詳細な流入データを把握し、メディア戦略を立てることができます。
パラメーターを設定して、施策が当っているかどうか、確認してみましょう!
うまくいけば再現したり、失敗したらどこが悪かったのか改善していきましょう。
まずはパラメーターを設定して確認していきましょう!!