あなたの認識が間違ってるかも?通らない稟議の特徴3選

稟議が通らなくてお悩みのあなたに是非読んでいただきたいです。
「メディア」編集部

こんにちは!

おーじんじ(OH人事)です。

 

企業に勤めていての苦労に「稟議」がなかなか通らないことで困ったことってありませんか?

時間をかけて情報や資料を集め、まとめても信じられないくらいのダメ出しをもらう、進研ゼミもびっくりの赤ペン添削をもらうことは新入社員時代に私も経験しました。

これから社会人として活躍していく上で必要なことですので新社会人の方には是非読んでもらいたいと思いこの記事を書いています。

 

今回は通らない稟議にはどのような特徴があるのかというお話です。

 

稟議書を書く側の新社会人はもちろん、読む側になった新任マネージャーの方にもぜひ読んでもらいたい内容です。

 

通らない稟議の特徴3選

通らない稟議の特徴は3つあります。

企業で稟議をどうやって通すのかの流れは教えてもらえても書くときのポイント(ノウハウ)って教えてもらえるところが少ないかもしれませんので以下の特徴をしっかりと理解しましょう。

情報不足

稟議に必要な情報は以下の5つがあります。

これらの情報が欠けていると承認者側は必ず確認や質問をするでしょう。

会社所定のフォーマットには項目としてすべての項目がない場合もあるため、抜けてしまうこともあります。稟議を書く場合には必ずチェックしましょう。

 

1 件名(タイトル)

2 目的

3 費用

4 効果(リターン)

5 リスク

 

特にリターン、リスクについて気にされる上司の方は多いのではないでしょうか?

 

あなた自身が家や車などの大きな買い物をするとき、保険加入や投資を始めたりするときを思い浮かべてみてください。

それをするときにどのような効果(リターン)があるのか、失敗するとどのようなリスクを負わなければならないのか考えますよね。

 

稟議は会社における重要な決断ですので、情報量が必要です。

ただ情報を羅列するだけではなく決裁する人間が不安に思うことがなくすることが重要です。

 

ネガティブな内容を補う表現がない

どんな稟議でもマイナス面はあります。

マイナスを補うプラスを記載する必要があります。

 

例えばものづくりをしているメーカーである設備を買うとします。

稟議の記載内容が

 

NGな例

・○○という製品の購入、性能が良く、費用が1億円です。

 

良い例

・○○という製品は費用は1億円と高額ですが、性能が良く作業効率が上がるため従業員の労働時間減少や当社が生産している△△の生産量増加によりこれまで以上の生産性向上が見込めます。

 

ただ必要事項を記載するだけでは購入する1億円の価値は伝わりません。

むしろ高いというネガティブな要素だけを伝えてしまいます。

上司にとって高い費用をかけても良いと思わせなければならないのです。

 

事前の根回し不足

上司によっては仕事においてのプロセス(過程)を大事にします。

どれだけ完璧に仕上げた稟議であっても何の前触れもなく渡されてしまうと事前情報の少なさから追加で資料を依頼されスピード感がなくなり、場合によっては承認されないこともあります。

そういったことを回避するためにはキーマンとなる人物には事前に情報を入れるようにしましょう。

根回しと言っても何もかしこまって話をする必要はありません。立ち話程度で構わないのです。ある程度の情報を簡単に耳にいれておくことで資料の理解度が格段に上がります。

 

まとめ

今回は通らない稟議の特徴についてお話しました。

おーじんじ的稟議を通すための3か条は以下のとおりです。

 

1 記載すべき情報はすべて記載すべし

2 マイナスを補うプラスを書くべし

3 キーマンに対し、しっかりと根回しすべし

 

規模が大きくなればなるほど難しくなる稟議ですが、押さえておくべき内容は変わりません。

ポイントを理解し、スムーズに仕事が展開できると良いですし、社内での評価が上がればあなた自身のキャリアアップにも繋がりますよ。