前回のまでの記事では、副業解禁の裏側、副業解禁をしている企業についてをお伝えしてきました。
では、従業員側が副業解禁されることにより、どのような影響があるのでしょうか?
メリット、デメリットを見ていきましょう!
目次
従業員側のメリット
収入源が増える
言わずもがな、ダブルインカムになるので収入を増やすことが期待できます。副業での収入が増えることにより、より生活が豊かになる可能性もありますね。
また、もし本業での収入が減ったり、受け取れなくなったりした場合のリスクヘッジにもつながります。
もちろん副業の種類や時間、労力次第ですが、収入減が増えることで安心できる人も少なくないと思います。
人脈を広げられる
本業だけでも人脈は十分に広げられるかもしれませんが、本業とは違う業界で副業を行うことで今まで自分の知らなかった世界を知ることができます。
副業で得た人脈が、本業に思いもよらない好影響をもたらすこともあるかもしれません。
本業のスキルを活かせる
副業といっても、本業と全く違うことをする必要もありません。自分の持っているスキルを活かす副業をすることも可能です。
副業でのスキル活用が、本業のでのステップアップにつながっていくことも考えられます。
新しいスキルを習得できる
副業を通して未経験のスキルを習得することも可能です。
例えば「英語」や「プログラミング」などのスキルを高レベルで習得することができれば、副業でも高い収入を得ることができます。
副業で磨いたスキルがより成熟していけば、副業が「本業」になったり、本業をやめて独立することできるかもしれません。
挑戦しやすくなる
副業での収入が安定してくると、本業のほうでリスクをとった行動がとりやすくなります。
本業での新しい挑戦は、意志はあっても一歩踏み出せないこともあるかもしれません。しかし、副業で経済的な余裕があると新しい挑戦に対してもポジティブにとらえられるようになります。
新たな才能を見つけられる
副業でスキルを習得していくにつれて、今まで自分では気付かなかった自分自身の才能に気づけるかもしれません。
本業で自分のポテンシャルが発揮されていないと感じる方は、副業を通じて自分の新たな一面を探してみるものいかがでしょうか。
従業員側のデメリット
本業への支障
あくまで「副」業なので、休日や本業の就業時間後などの時間を活用していくことになります。
慣れないうちは大きな負担に感じることもあるはずです。夜遅くまで副業への時間を割いていたため本業中に眠気が・・なんてこともあり得るかもしれません。
あくまで本業のパフォーマンスを落とさないよう心掛けていきましょう。
身心への疲労
前述の通り、睡眠不足やオーバーワークで心身への疲労が大きくなることも考えられます。
副業を行うと同時に、今まで以上食事や睡眠、運動などに気を使い、健康管理を怠らないように注意が必要です。
副業をして自分の心や身体が傷ついてしまっては元も子もありません。
本業の会社とのトラブル
前回記事でもあげましたが、企業側が副業解禁するにあたっての懸念事項に、情報漏洩や従業員のパフォーマンス低下が挙げられます。
本業の会社が禁止している事項に抵触しないよう、細心の注意を払いながら副業を行うようにしましょう。
本業の会社とトラブルが起きてしまっては「副業」どころではなくなってしまいます。
すぐには稼げない可能性がある
必ずしも、最初から稼げるわけではありません。
初期費用が必要な場合や、スキルが上達するまでに時間を要することもあります。
むしろ、はじめはほとんどの場合良い稼ぎは見込めない、と思っておいたほうがいいでしょう。
地道に努力を重ねながら自力を身に着けていくことで収入も付いてくるので、継続していくことが大切となります。
まとめ
従業員が副業を行うにあたってのメリット・デメリットを紹介してきましたが、いかがでしたか?
一番大切なことは「自分自身に必要かどうか」となります。
新たな領域へのチャレンジはもちろん、今の自分に必要なスキルや知識を補ったり、伸ばしたりするために副業を活用していくのも一つの手となります。
副業解禁の流れの中で、改めて自分自身に合った働き方や職種を見直してみるのもいいかもしれませんね。