【初めて部下、後輩を持った方向け】部下や後輩を育成するときのポイントとは?

仕事をしていると誰もが後輩や部下を持つものです。そんなときどうやって教えれば良いかについて書いています。
「メディア」編集部

こんにちは!

おーじんじ(OH人事)です。

 

会社に入ったばかりはただ目の前の仕事を黙々とこなして過ごしていますが、いつかはその仕事を部下や後輩に引き継ぎ自分は次のステップに進むものです。

また独立してフリーランスとして働いていた方も事業を拡大させていくためには他の方に事業を委託していかなければならない、なんてことはありますよね。

 

今回は教育や育成マネジメントのお話です。

 

人に教えるのがとにかく苦手と感じている方や部下や後輩が早期離職して困っている経営層の方に是非オススメです。

教育の種類とは

一言に教育と言っても様々なものがありますが代表的なものでOJT(On the Job Training)、Off-JT(Off the Job Training)、自己啓発」の3つに分類されます。

 

OJT

OJT(On the Job Training)は座学ではなく実際に業務をしながらスキルを教えていくことです。

隣について一緒に仕事をしながら教える事も立派なOJT教育です。


自分の会社はしっかりとした教育が出来ていないと感じている方もいるかも知れませんが、結果的に部下がしっかり仕事を覚えているのならばOJTが出来ているという事です。

加えて近い先輩の働きぶりが伝わり、やりがいを感じたり自身のキャリア形成をイメージするなど早期の離職を防ぐ効果があるでしょう。

いくら経営者が魅力でもやる気のない先輩の仕事を引き継いでいたら会社の将来性なんて感じれませんものですよね。

一番やってはいけないのは「放置して教えてくれない」これに尽きます。

 

Off-JT

Off-JT(Off the Job Training)はOJTと対象的に研修やセミナーといった座学、グループワークなどオフラインのものからeラーニングなどのオンラインのものを言います。

「新入社員研修」「管理職研修」などといった階層別の研修から特定のスキルを身につけるための研修が該当します。

Off-JTの目的はあくまで業務に必要な知識をインプットすることです。

たくさん教育を受けると成長した気にはなりますが決して仕事ができるようにはなりません。

仕事においてのインプット(Off-JT)、アウトプット(OJT)と捉えてもらえればよいでしょう。

 

自己啓発

自己啓発はOff-JT同様に知識を得ることですが、受講者が自ら学びたいものを学ぶ点が異なります。企業によってはその費用を補助しているところもあり自発的に学ぶことが出来る環境を整えている場合があります。

 

社内教育に重要なポイントとは?

コミュニケーション

どんな仕事をする上でも重要ですが教育にももちろん重要です。

一方的に仕事を振ったり、自分のやり方を押し付けるだけでは教育の効果が薄くなります。

仕事を円滑にするためにも積極的にコミュニケーションを取りましょう。

しかしながら業務外で食事、飲み会に誘うこととや休日に趣味に付き合わせることとはは異なります。

業務中の何気ない会話でもコミュニケーションを図れます。

後輩や部下から気軽に質問が出来る関係が理想です。

 

目標設定

後輩や部下が社会人になりたてのころであれば、適度に達成感を得られる目標を設定することでモチベーションを保つことが出来ます。

日々、一週間、一ヶ月単位で結果が見えるもので努力すれば達成できるものが望ましいです。

今まで2時間かかっていた業務を10分ずつ縮める目標など、具体的な数値目標であると達成感を感じやすくなりますね。

 

褒める

自分を昔育ててもらった上司のスパルタに耐えたので厳しく育てたい、、

などと考えている方もいるかも知れませんが「褒める」というキーワードを忘れないでください。

やはり褒められて嫌な人間はいないです。

褒めるポイントとしては「すぐ褒める」「どこが良かったのか具体的に褒める」「結果だけではなく過程も褒める」といった3つを意識すると効果が上がります。

 

考えさせる

上から教えてばかりでは部下や後輩のためにはなりません。

なぜこのようなことをするのか、どうしたらもっとよく出来るのかを考える習慣をつけさせることも重要です。

仕事はマニュアル通りにいかないことが多いです。トラブルが起きた際どうしたら良いかをしっかり考えるように出来なければなりません。

 

やってしまいがちな失敗パターンとは?

人によって区別しない

同じ能力を持つ人間はいませんが扱いは平等にしなければなりません。

あなたの部署に仕事のできる部下、仕事ができない部下がいます。

あなたはどちらを成長させるために時間を割きますか?

答えはどちらも平等に扱うのです。

仕事のできる部下ばかりかまってしまうと仕事のできない部下は一向に成長できません。

またその逆では仕事のできる部下は自分の成長を求めて違う会社でのキャリアアップを考えてしまうでしょう。

逆の立場で放置されてしまう辛さをしっかりと考えましょう。

 

感情をコントロールできない

上に立つ立場の人間はメンタルが強くなければなりません。

一時の感情で部下への指示がコロコロ変わってしまったり、機嫌が悪いときは話かけられないなどといった雰囲気を出していると部下からの信頼が薄れていきます。

部下と接するときはストレスやイライラを心の中に留め、気分に左右されることなくすることが大切になります。

 

まとめ

部下や後輩を持ったばかりでどうやって教育をしたらよいかわからない人向けに教育とはどのようなものか、教えるときのポイント、してはいけないことについてまとめました。

 

おーじんじ的教育の3か条を以下に記載します。

 

1 教育の基本はOJT、余裕ができたらOff-JT、自己啓発を取り入れる

2 上司部下だからといってかしこまらず、コミュニケーションはいつでも重要

3 上に立つ人間はメンタルが大事

 

教育を上手く行なって自身のキャリアアップ、事業のスケールアップを目指していきたいですね。