『グランメゾン東京』は、仕事人の“栄養ドラマ”だと思う。

どうも!キムタク大好き、メディアデザインコンサルタントのまるカリです。 今日は、私の大好きなドラマ『グランメゾン東京』を、フリーランスや起業家に刺さる共感お仕事ドラマとしてレビューしていきたいと思います。 スペシャルドラ

どうも!キムタク大好き、メディアデザインコンサルタントのまるカリです。

今日は、私の大好きなドラマ『グランメゾン東京』を、フリーランスや起業家に刺さる共感お仕事ドラマとしてレビューしていきたいと思います。

スペシャルドラマも、『グランメゾンパリ』映画も見に行きましたが、エンタメとしても勿論最高のドラマです!

一見、料理ドラマと思われがちですが──

実はこれは「人生を賭けて本気で勝負する人たち」の物語です。

 

『グランメゾン東京』ってどんなドラマ?

2019年にTBSで放送された木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』。
フランス料理界を舞台に、“失墜した天才シェフ”と“再起をかける料理人たち”が三つ星レストランの栄光を目指して奮闘する物語です。

グランメゾン東京がそもそも一つの(飲食店:フレンチレストラン)事業立ち上げのストーリーでもあるので、資金繰りの話やコロナ禍の経営難についても触れているので事業をやってる人にはあるある!な要素も沢山詰め込まれています。

事業を立ち上げるとはどういうことか。
ビジョンが人を動かす。
過去のトラウマは自分で壁を超えていくしかない。
仲間を信じるってどういうこと?
自分の未熟さにどう向き合うか?
真似されても負けない“本物の価値”って何か?
裏で何があってもお客様には関係ない

一つひとつのエピソードが、私たちのビジネスにもリンクしてきます。

このドラマの魅力は個性豊かな登場人物にもあります。

日曜劇場『グランメゾン東京』相関図(C)TBS


色んな登場人物がいるのですが、私は早見倫子シェフに共感したのでその視点でこのドラマの紹介をしていきます。皆さんは誰に一番共感したのか?リンクしたのか?是非𝕏のコメントなどで教えてくださいね!

 

ネタバレややありますので、初見で楽しみたいっていう人はすぐにU-NEXT、Netflix、TSUTAYA DISCASで。(2025年4月10日現在)

 

─鈴木京香さん演じる早見倫子シェフを簡単に紹介

彼女は、まっすぐで、根性があり、頑張り屋さん。
つくるセンスよりも、味覚のセンスに優れていて、その料理を食べるだけで、材料や調理方法が分かってしまうという才能の持ち主。
アラフィフでも夢を諦めずフランスに単身で乗り込む。尾花のつくった料理に心を動かされ、大事にしていた家も担保に入れてしまう大胆さがある。それくらい絶大な信頼をしている。尾花とは恋仲ではなくバディーと言った感じ。
また、チームの中心的存在(まぁ料理長だからなんだけど)
たまにおばさんキャラ発動したりして可愛い一面あり。

これは、『グランメゾン東京』でのエピソードからプロの仕事という切り口でレビューしていきます。

 

心に刺さる名シーン。これ見て仕事頑張ろうってなる!

引用元:第1話のあらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『グランメゾン東京』https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/2019/story/1.html

圧倒的な努力の差

倫子「ここに立つことを夢見て、ずっと料理を続けてきました。でもダメでした。理由は簡単です。努力が足りなかったからです。」

第1話、パリで面接に挑む倫子は、尾花にアドバイスされたものの、自分の自信作の料理でで挑戦し、あっけなく不合格。
その後、尾花の料理を食べて、自分が“見えていなかった世界”の広さに打ちのめされ、涙を流します。

寝る間も惜しんで働き、給料を研究のためにつぎ込んできた。
「努力してないわけじゃない」でも──「本物」はその先にあった。

 

自分のプライドを捨ててどこで向き合うか…

この倫子シェフの感覚、すごくわかるんです。
やってきたよ。頑張ってきたってよ。自負があるから、これを認めるのに凄く時間がかかってしまうんです。才能がない事を認めるのも時間がかかりました。

がんばってきた。でも、いつまでも届かない。
プロとは…本物とは…一流とは…圧倒的努力の基に成り立っている。

自分もまだまだだと頑張ろうって思えるシーンです。

 

 

本物の価値を生み出すとは…?

引用元:第6話のあらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『グランメゾン東京』https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/2019/story/6.html

見習いの芹田がレシピを盗んで競合に売ってしまったエピソード。
その時に、尾花が放ったセリフが胸に刺さりました。

尾花「うちの店で簡単に真似できるものなんて一つもない。俺たちの仕事はあまいもんじゃないんだよ。まあ、真似事でやってる店は腐るほどあるけど。三つ星狙うんだったら、自分で本物を生み出すしかねぇんだよ。お前はどっちだ、どんな料理人になりたいんだ!自分で決めろ」

 

倫子「仕入れたサワラの状態によってその都度調理法も変わるのよ?乾燥の時間とかオーブンの温度とか、その日の気温や湿度で変えてるんだから。マネ出来るもんならやってみろっていうのよ!」

 

仕事って楽な方を選びたくなってしまいがち…。

世の中、商材丸パクリでより安くってやってるところもあるけど、自分たちの提供するサービスに本気で向き合って価値を生み出すには、いっぱい考えて試行錯誤して、うまくいったと思ってもまたやり直してお客さんにどう貢献するのかベストを尽くすのが当たり前で、“うまくやる”じゃなくて、“本気でやる”。そういう人にしか届かない領域があるんだって、このドラマは教えてくれます。


ここは芹田君に共感しながら見ちゃいました。

 

自分を信じる力

引用元:第11話のあらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『グランメゾン東京』-https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/2019/story/11.html

最終話、倫子はミシュラン審査のメイン料理に**自分の「「ハタのロティ」を出す決断をします。それは尾花の「マグロ料理」を蹴ってまで、自分で勝負したいという強い意志の表れでもありました。

 

尾花「三年前、二つ星のプレッシャーに俺負けたじゃん。いつかこの店が星を持つようになったら、早見倫子も俺と同じプレッシャーに悩まされるわけよ。そん時に、必要になってくるものって何だと思う?自分を信じる力、それと自分の料理で星を取ったっていう揺るぎない手応え。それで考えると尾花夏樹って邪魔なわけよ。」

 

わざわざ、倫子に魚料理に挑戦させたのも尾花の意図が隠されていた。
自信が持てない倫子を試すような口ぶりで挑発し、ひとり立ちさせた。

倫子が「自分の料理」で星を獲ったその瞬間、料理人としての自信が生まれた。
この3つ星はチームメンバー全員で撮ったものだし、一人の力で勝ち取ったものではもちろんない。でも自分がやったんだ!という手ごたえと自信はやった人にしか持てない。

 

自分でやった事しか、自信や経験値にならない…。

最後の最後で自分を支えてくれるのは、仲間や家族ではなく自分自身です。
プレッシャーがあればあるほど、自分がやってきた事と、経験した事しか柱になってくれません。

私は仕事はギルド形で、ずっと基準の高いパートナーと一緒に商材を創ったり企画をしてきました。(私がやらなくてもいいじゃん。)って思ってた時期もあったけど、一緒に創ったり考えたり、大変だった過去を振り返るとこの感覚を創ってくれてたんだなと思えます。
まさにドラマとリンクしてしまう…。

自分が積み上げたものしか最後の最後で自分を支えてくれるものはないんだと思うと、更に自分に負荷をかけていくしかないのだなと思わされます。

 

まとめ

グランメゾン東京は、私たちに“本気”を思い出させてくれるドラマ

私は、倫子シェフや芹田君に共感して見ましたが、皆さんはどうですか?失敗もある。自信をなくすこともある。でも、それでも──やっぱり挑戦したい。大変な道だけど、仲間と目指したい! そう思わせてくれる力が、このドラマにはあります。

落ち込んでいても、『グランメゾン東京』を観たら、またちょっと仕事頑張ってみよう。とか、 自分の力をもう一回信じてみよう。 そう思える人、きっと多いんじゃないかなと思います。

 

他にも紹介したい名シーンが沢山あるんですけど、
今回はここまで…。

・相沢さんの意見をレシピに取り入れるシーン
・平子祥平が作ったまかない(栗ときのこのポテトグラタン)
・丹後シェフ「うちは強いですよ?」
・家族や仲間を大切に出来ない人がお客様を幸せに出来るわけない!っていう倫子シェフのセリフ…
・尾花の師匠が来てボロカス言ってく回、「ホールの声は神の声」
・gakuの江藤オーナーの最終回

このEP好きです。

 

どこで観られるの?

現在『グランメゾン東京』は以下の配信サービスで視聴可能です(2025年4月時点):

U-NEXTは無料体験期間があるので、初めての方も気軽に視聴できます。
また見直したくなってしまった。私はHDに保存。

 

おまけ▼