世の中そんなに甘くなかった!フリーランスになる前に読んでほしい話。

フリーランスって憧れませんか? 毎日の満員電車から解放されて、好きな人と、自分のやりたい仕事をする… なんて夢のような想像をしてしまいますね。実際メリットも沢山ありますが、フリーランスの現実を知ってから、足を踏み入れるべきです!私の失敗談をどうぞ!

こんにちは、フリーでメディアコンサルタントをしているヨシダママです。

 

私自身もフリーランスになるまでの紆余曲折あり、

フリーランスになってからもまぁまぁ色んな経験をさせて頂きました。

コロナの影響を受けつつも、なんとかやっていけるのはパートナーのおかげでもあります。

 

 

これは私の話ですが、

フリーランスは自由だと思っていました。

もし、同じように思っている人がいたら、その大きな大きな勘違いをまず捨てる事です。

フリーランスという言葉の響きに惑わされてはいけません。

 

みなさんフリーランスって聞くとイケイケな感じを想像するんですよね(笑)

イケてるフリーランス、成功しているフリーランスが目立つだけで、日々地道にやるべきことを粛々とやるだけです。

OL時代の方がよっぽど精神的には余裕があり、華やかだったのではないかとさえ思います。

OL時代の私。※イメージ図

フリーランスというのは、会社という仕組みがないなかで日々もがき続けています。

会社員からフリーになる方は、特にギャップに要注意です!

 

決してフリーランスを諦めて欲しいわけではないです。

脅しているわけでもなく、事実を受け止めて是非前に進んでいってほしいと思います。

私もまだまだひよっこで偉そうな事は言えませんが、私の失敗した経験が誰かの役に立てばうれしいです。

 

 

仕事の概念が変わる。

自分の仕事の価値に対しての同等の対価(お金)を頂く。

 

今まで、会社で働いていた人からしてみると、会社にいれば売り上げをあげなくても自動的に給料が入ってきたし、税金まで勝手に納めてくれて、保険にも入ってくれる仕組みがありました。

バイトは、コンビニやスーパーでレジをうって8時間たてばあなたの労力の時間に対してお金が支払われてきました。

 

フリーランスや個人事業主の場合は違います、仕事の成果や価値が対価として頂けるのです。

もちろんクライアントはあなたに対して、お金を支払うわけですから費用対効果を考えますよね。

 

つまり、クライアントの利益を上げる事が収入に繋がります。

クライアントを稼がせる=自分が稼げる 

 

仕事が増える

 

例えばあなたがウェブデザイナーだとしたら、サイトのデザインをすることが仕事です。

但し、フリーランスの場合は、個人がひとつの会社です。仕組化されて自動的に誰かがやってくれていた仕事を全て自分でするのです。


⇈こうなります。

 

まず、経営をしなくてはいけません。

事業計画をたて、年間の予算と、どれくらいの収益を見込めるか計算し、行動計画に落とします。


営業の仕事

お客さんがいなければ仕事にならないです。

過去のリストを使ったり、異業種交流会に行ったり、とにかくコネクションを増やしながら営業をかける必要があります。


経理の仕事

毎月決まった日に請求書を出し、入金の確認をする。領収書を整理して帳簿をつけておく。

そして納税は自分で確定申告をしなくてはいけません。

 

総務の仕事

発注書や、納品書、など必要書類を作ってファイリングしたり、備品を発注します。

 

宣伝の仕事

あなた自身が仕事を請け負うために、HPやSNSやブログなどオウンドメディアの運用をしなくてはいけません。

 

情報システムの仕事

必要なツールはセキュリティーの確認をして、自分でダウンロードし、自分で使い方をマニュアルを読んで勉強しなくてはいけません。


法務の仕事も待っています。

一番厄介なのがこれです。フリーランスの多くは、口約束や友人からの仕事と言って契約書を巻かずに案件を進めてしまうことがあります。後々大きなトラブルになるのでこれも抑えておかなくてはなりません。

 

どうです?余計な仕事が増えたと思いませんか?

苦手な仕事ばかりだったので、しばらく無視して過ごしていましたがえらいことになりました。

その話はまたいつかします。

仕事の保証はない

会社と違い、契約によっては、明日切られる可能性もあります。

自分自身が勉強したり、スキルを向上して、価値を高め、

相手を喜ばせる仕事をし続けなければ、案件はなくなります。

先述した全業務をこなしながら、常にクライアントの利益を追い求めながら、

自分の目標達成のために毎日ヒリヒリしながら過ごすのです。

それでもやんごとなき理由で案件が飛ぶ事もあります。

今回の新型コロナのように経済状況が悪化する事だってあります。

 

 

全く、どこに自由があるんだ、え?って思いますよね。

生産性も上がらないし、苦手な仕事もやらなくちゃいけないし、案件の単価がこれ以上上がらないってわかって

フリーランス一人でやるの無理って事に気づくタイミングが来るんですよね。

私は3年~4年ほどかかりましたけど。(遅め)

 

 

まとめ

  • クライアントに利益を出す事が、自分が稼ぐ最短の道
  • 自分の本来得意とする仕事に集中できない
  • 仕事はいつなくなるか分からない

 

世の中そんなに甘くはないですが…。

フリーランスになってよかった事を最後にひとつ。

嫌いな人と仕事しなくていい自由!プライスレス!!

 

自分の名前で勝負することがフリーランスの醍醐味であり、次の時代を生き抜く力かもしれません。

フリーランスの世界へ、ようこそ。

 

覚悟が決まったらあとは行動あるのみです!

 

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