漫画アプリをメディアコンサルタントの視点でレビューしてみた

こんにちは、メディアコンサルタントのまぁるいカリスマです。 今日は皆さんに漫画アプリってどんなものなのか?どういうビジネスモデルなのか?どういう戦略なのか?という事をご紹介していきたいと思います。 漫画アプリってそもそも何?という方もいるかもしれませんので、まずはご紹介から
「メディア」編集部

こんにちは、メディアコンサルタントのまぁるいカリスマです。
最近、ファブルとマイホームヒーローにハマっているまるカリです(ただのミーハー)
今日のテーマは私もハマっている、電子漫画アプリについてですが。
今日は皆さんに漫画アプリってどんなものなのか?どういうビジネスモデルなのか?どういう戦略なのか?という事をメディアグロースモデルを用いてご紹介していきたいと思います。


漫画アプリってそもそも何?という方もいるかもしれませんので、まずはご紹介から…。

 

漫画アプリとは

 

漫画アプリとは、その名前の通り漫画をスマートフォンやタブレット型端末などで閲覧することができるアプリです。

本屋へわざわざ漫画を買いに出向くことなく、その場で気になる漫画を読むことができるのはとても便利ですよね!まるカリも隙間時間と言いながら結構ハマってますw

 

ユーザーが無料のお試しが出来るので最初のハードルが低い

また、漫画アプリの特徴は、実際に本屋ではできない試し読みができることが多いです。

その理由は、漫画アプリの仕組みによって実現されています。

まずアプリ内で試し読みをしてもらい、その先が気になる人には課金して読んでもらうという仕組みになっているため、作品の一部を無料で読むことができるのです。

 

これが厄介で、試し読みで無料で読み始めるとついつい続きが気になり課金してしまう。これが漫画アプリの特徴です。

 

漫画を持ち運びする必要がないので隙間時間をつぶすのに最適

もう一つ、漫画アプリが最近流行っているのかをユーザー目線でお伝えすると。

まずは、新型ウイルス感染の拡大による自粛でステイホームが増え、家で出来る楽しみということでビデオオンデマンドサービスや、漫画アプリが大流行したわけです。

 

また、漫画アプリは、アプリ上で漫画を管理できるのでスマホ一台で、場所や重さを気にしなくて良いですし、サラリーマンやOLの移動や休憩時間にもピッタリ。

思い立ったらすぐ読むことができるので隙間時間を潰すのに最適です。

買いに行く手間も省けますし、アプリ内では、漫画がジャンルごとに分かれているので実際店舗へ訪れるよりも気になる漫画を探しやすいのも魅力の一つです。

読んだ漫画によって、オススメリコメンドが出てくる機能がついているアプリもあります。

本屋ではなく端末でゆっくり物色出来るのもいいですよね。

 

漫画アプリの2つの収益モデルとは

ここからは収益モデルについて解説していきます。
漫画アプリには、大きく2つの収益モデルが存在しています。

コンテンツビジネスの王道 広告モデル

漫画、音楽、ゲームなど様々なコンテンツを配信するビジネスの中で最も有名なのが、この広告モデルです。

それぞれのアプリによって広告戦略に違いがありますが、その中で最も好調なのが「リワード広告」と呼ばれる種類の広告です。

仕組みは、以下の流れになります。

1、漫画アプリのユーザーが広告のリンク先にて、広告主のアプリのインストールや、サービスへの会員登録等をする

2、それが広告主への報酬に繋がり、広告主からアプリの事業者へ料金が支払われる

これが、成功報酬型の「リワード広告」です。

ちなみにその他の広告課金の種類には、クリックすることで課金となる「インフィード広告」、ビューワーのフッターに表示される「ディスプレイ広告」や「動画広告」、「タイアップ広告」などがあります。

追加課金 (F2Pモデル)

F2Pとは、Free to Playの略で、日本語に訳すと「基本無料で課金要素有り」という意味です。

このモデルはゲームアプリでは特に定番となっていますが、ほとんどのアプリで使われているモデルです。

名前の通り、基本的には無料で利用できます。

漫画アプリでは、始めは無料の試し読みで気になる漫画を読むことができますが、続きが気になる方には少額からでも課金してもらい、そこから収益を得ています。

その中でも従量課金と呼ばれるタイプがあります。

従量課金制とは、利用した“量”に“従”って課金するという料金制度の1つです。

つまり、「使った分だけお金を支払う」という仕組みです。

ユーザーは、自分が使った分だけの支払いが請求されるため、月額での支払いよりも金額に対する納得が得やすいです。

また、場合によっては、月額で使い放題よりも、さらに多くの金額を請求できることもあるため、より大くの収益を得ることができるのもメリットの一つです。

無料で漫画を読み進めているとついつい先が気になって課金してしまうというモデルです。

先に無料である程度興味を引いておきながら、課金ポイントをつくるのがポイントです。

 

漫画アプリをメディアグロースモデルで見てみる。

今度はメディアの全体像を漫画家(作家)目線で俯瞰で見てみましょう。

外部販路である漫画アプリを使用しながら、無料~課金で満足度を高めます。作品のファンが出来たら自社のメディアでしっかりファンをプールします。

LINE公式とか、TwitterとかInstagramとかメディア媒体は顧客にあったものを選択します。

ファンはそこから、グッズや、電子版ではない、単行本を買い、自ら口コミを起こしていきます。

 

そして、また電子版の無料から読み進めてジョジョに満足度を高めながらどんどん自社のファンを増やし、自社販路でビジネスを拡大していきます。

 

 

おすすめ漫画アプリ5選

以下は、おすすめの漫画アプリ5選です。
URLからダウンロードが可能です!

LINE漫画

https://apps.apple.com/jp/app/lineマンガ/id597088068

ジャンプ+

https://apps.apple.com/jp/app/少年ジャンプ-人気漫画が読める雑誌アプリ/id875750302

めちゃコミ

https://apps.apple.com/jp/app/めちゃコミックの毎日連載マンガアプリ/id1407165119?l=en

ぴっこま

https://apps.apple.com/jp/app/ピッコマ/id1091496983

マンガbang 

https://apps.apple.com/jp/app/マンガbang-人気の漫画が読めるマンガアプリ/id939480693

まとめ

というわけで漫画アプリのビジネスモデルは昨今のウェブサービスに応用出来るものが沢山ありますよね。

漫画アプリの場合は、コンテンツを充実させ、興味付けし面白いと感じるまで無料で価値を提供した後に課金させる仕組になっているわけですが、サービスにも段階をつけ、お試し→フロントサービス→ミドルサービス→エンドサービスという形でサービスのファネル設計をしていき徐々に満足度を高めた後に、自社メディアにしっかりファンをプールして、そこに向けて販路を開拓していけるとアンバサダーとなるファンを育成しやすいです。

 

マンガアプリの特徴のメディアグロースモデルを他事業に置き換えた時の話やどう外部販路を活用して自社メディアを伸ばすのかについて、自戒ノウハウ記事でお伝えしていきます。