整理収納アドバイザー直伝!失敗しないお部屋の整理方法ー初級編

今年中にお部屋やクローゼットの整理をしたいと思っていても、何から手を付けたらよいのかわからない・・・片付けには守るべき作業の順番があります!整理収納アドバイザー整理の流れとコツをご紹介します。
「メディア」編集部

こんにちは、ほっしーです。

いよいよ師走が間近に迫って参りました。
そろそろ考えなくてはならないのが・・・大掃除ですよね!!

しかし、やみくもに掃除をしても、お部屋って根本的にはキレイにならないんです!!守るべき整理の流れがあります。

また、クローゼットの整理をしようと思った時、まずは収納カゴや家具を買うことから始めていませんか?実はこの方法は間違いです。

整理収納アドバイザーの資格を有している筆者が、整理の流れにおいて押さえるべきポイントをご紹介しながら、付け焼き刃ではない本当にお部屋がキレイになる整理収納の方法を伝授したいと思います。

何のための整理?どんな暮らしが理想ですか?

イヤイヤ仕方なく大掃除をしよう・・とお考えの方も、思い描いてみてください。

お部屋がキレイになると、どんな良い事があるでしょうか?

・気持ちよく快適に過ごせる
・探し物をする時間が減る
・家事や仕事の効率化が可能となる
・無駄遣いが減る

整理収納がゴールではなく、その先にどのような暮らしを送りたいのかが本当は重要なんですよね。

 

物の整理には順番があった!

皆さん、「整理整頓」というワードを耳にしませんか?

「整理整頓をしましょう」と学校でも良く言われたものですが・・整理収納アドバイザー的に、物を整理する流れを正しく表現していないのです。

正しい物の整理の順序は・・・

整理→収納→片付け→整頓 の順番です。必ずこの順番で作業を行ってください。

そして、最も重要なのが「整理」→「収納」です。

 

◆整理とは
・不要なものを取り除き区別すること
 →頻繁にorたまに使うか?で処分するかどうかを決めます。
  但し、冠婚葬祭や防災グッズなど、使用頻度は少ないが処分できない物は含まれます。

◆収納
・使いやすく収めること
 →やみくもにしまいこむことではなく、物の住所を決めてしまう。

◆「片付け」と「整頓」はそれらを維持するための毎日のルーティーン作業に過ぎないのです。

 

さぁ!クローゼットの中身を全部出そう!

それでは、さっそく始めましょう。

上記の通り、まずは「整理」からです。

今日はクローゼットを整理すると仮定します。

まずは、クローゼットの中身を全部床に出して並べてください。そう、全部です!

「整理」とは「不要なものを取り除く」作業ですので、その為には現状、自分がどれくらいの物を所有しているのかを可視化する必要があります。

次に、比較的よく使っているものは、右の山に積んでいきます。
反対にほとんど使っていないものは左の山に積んでいきます。

判断基準はあくまで「自分が使っているかどうか」です。

「左の山に積む」=「すぐに処分しなきゃいけない」という訳ではありません。もちろん明らかにサクッと捨てることが出来るものは捨てましょう。しかし、使ってはいないけれど思い入れがあって・・という場合は処分を保留にしてOKです。

サラっと書きましたが、物の量にも依りますが、整理だけで3時間はかかることもザラです。ですので、まとまった時間を取れないという場合には「クローゼットのここの部分を今日は整理する!」という様に決めて取りかかるとよいでしょう。

 

まとめ

まずは1日30分、整理の作業を始めてみてください。これだけでだいぶスッキリします。年内には理想の暮らしが手に入るかも?です(^^)(以上)