フリーランスはデザイナーやエンジニアだけではない。バックオフィスの人事にもフリーランスがいる!

フリーランスといえばデザイナー、エンジニアのイメージが強いですが人事でもフリーランスになれます。今回はフリーランス人事についてのお話です。
「メディア」編集部

こんにちは!

おーじんじ(OH人事)です。

企業(メーカー)で人事を7年経験しています。

皆さんフリーランスと聞くとWebデザイナー、エンジニアなどのクリエイティブな仕事をイメージしがちです。

しかしながら人事のようなバックオフィスの仕事でもフリーランスが活躍しています。

その背景には政府は働き方改革を推進したり、新卒採用も通年採用が検討されたりと今までの日本企業の形はなくなりつつあるからです。

 

今回はフリーランスの人事の需要やメリットデメリットついてお話します。

企業で人事を経験されていたり人材業界で働かれている方で独立を考えている方は是非読んでください。

人事の仕事とは

人事といえば、会社組織にとって重要な業務・ポジションです。

人を雇う、勤怠を管理する、人事制度を設計・運用する、教育・研修を企画するなど一口に人事といっても領域が分かれています。

大企業では人事部がありそれぞれ専任の担当者がいますが中小・ベンチャー企業では人事だけでなく総務、広報など兼業で行うことが多いです。

 

企業がフリーランスの人事に求めることとは

企業がフリーランス人事に求める業務は採用や人事制度構築です。

 

特にスタートアップ期において専門で人事を行うことが出来る人員を確保することは難しく兼業で行うことが多いです。

そうした中で業務量が増えると人を採用をしなければなりません。しかしながら新しい人員を雇いたくても採用の経験、ノウハウが無ければ優秀な人材を確保することが難しくなります。

フリーランスに採用業務を代行してもらうことで人員不足の課題を解決することができます。中小企業で内部に人事を置いていない場合に採用を外注するようなイメージです。

 

また人事制度改革においては、トップである経営者の意向が反映しやすい環境が多く、従業員の意見通りにくい事があります。

そんな時に、フリーランスの人事が外部人材として間に入ることで社内の風通しを良くすることができます。

 

人事でフリーランスとなることのメリット・デメリット

メリット

人事でフリーランスになることは仕事の内容を自分でコントロールできるということが大きなメリットになります。

そもそも人事の業務は、採用、制度構築、教育研修など異なるジャンルに分かれています。人によっては人事の中でも得意不得意があると思いますがフリーランスとなれば得意分野に絞って活動をすることが出来ます。

 

また人事のフリーランスだからというわけではないですが、時間や場所に左右されずに業務を行える点もメリットとなります。

週に数回、月に数回だけ出社すれば、あとは在宅でもいいという場合もあります。

会社に常駐の必要がなければ、複数の企業と契約して仕事を同時進行することもできます。

 

デメリット

収入の不安定さはデメリットとして存在します。

特に人事業務については新卒採用、制度改革を行う時期が重なることが多く、繁忙、閑散の差が他の業種のフリーランスに比べて激しくなりやすいです。

そのため収入を安定させることが他のフリーランスよりも難しいかもしれません。

 

また案件にもよりますがフリーランスとはいえ作業に没頭するようなクリエイティブな仕事ではないため、企業の人事○○担当のような位置付けとなりクライアントに常勤することも多く企業勤めとあまり変わらないこともあります。

 

まとめ

今後もフリーランス人事の需要は高まるでしょう。

日本の労働人口が減る中で人事のスペシャリストを直接雇用することが困難になるからです。

 

時間や場所を選ばず、得意な仕事をすることができるのがフリーランスという職業です。

人事という専門性の高いスキルを活かして、フリーランスに挑戦してみてください。