今すぐ始める、オウンドメディア入門

オウンドメディア、運用次第では会社や個人の知名度や集客力に直結していきます。アピール次第では業績を伸ばすこともできるかもしれません。ではどのように立ち上げていけばよいのでしょうか?おすすめのツールまで含めご紹介します。
「メディア」編集部

せっかく事業を立ち上げても、顧客がつかなければ業績は伸びません。

会社の知名度は集客力に直結するため、顧客を獲得し、事業を軌道に乗せるには、業務内容や会社の特徴を上手に、広くアピールしていかなければなりません。

でも、どうせアピールするのなら、できるだけコストをかけずに効率の良い方法でアピールしたいですよね。

 

 

 

オウンドメディアを立ち上げよう

オウンドメディアとは、広報誌やパンフレット、Webサイト等の自前でコントールする事が可能なメディアを差します。

企業や事業者が自前でこうしたメディアを運用して宣伝する事で、自由で柔軟な形で自分たちの宣伝をする事ができます。

また、オウンドメディアはアーンドメディアやペイドメディアに比べてコストが低く、費用対効果に優れた手法です。

 

しかし、ただオウンドメディアで情報を発信すればいいというわけではなく、効果的にアピールをするためには、きちんとノウハウを学び戦略を立てなければなりません。

 

 

 

1導入まえにかかる工数やコスト見ておこう

まず、オウンドメディアを立ち上げるために、どのような人員が必要になるかを考えてみましょう。

オウンドメディアを構築・運営するためには、主に企画、制作、運営の3つのセクションに、必要な人員を置く必要があります。

費用面では、まずこれらのセクションに配置する人員にかかる人件費が必要になります。

また、オウンドメディアの構築や制作、運営にかかる費用も計上しなければなりません。

これらは、一部、あるいは全てを外部に委託するのか、それとも全て自社で行うのかによっても変動します。

基本的には自社で完結させた方が費用は安くて済みますが、ノウハウを持った人員を集め、育成する時間は考慮しなければなりません。

 

 

 

2おすすめCMSツールはこんな感じ

オウンドメディアの制作に一般的に用いられるのが、CMSと呼ばれるWebサービスです。

CMSには様々なサービスがありますが、よく使用されている3つのCMSツールを比較してみましょう。

 

WORDPRESS

WordPressは、世界のWebメディアの3割以上が使用している最大手のCMSツールです。

その最も大きな特徴は、フリーツールであるため無料で使用できる事です。

また、シェアが大きいため解説本も充実しており、初心者でも扱いやすいツールです。Web上から操作ができるため、出先から管理や更新作業を行う事もできます。

 

はてなブログ

はてなブログは日本国内を中心に運営されているCMSツールです。

簡単な操作性でありながら本格的な機能が充実しており、極めて扱いやすいのが特徴です。

初期費用や運営費用はかかりますが、ドメイン代やサーバー代が込みなので手続きは簡単です。

また、費用は掛かりますが、ディレクションパッケージ等も提供しており、運営を委託する事もできます。

 

Ameba Ownd

Ameba Owndは大手ブログサイトのAmebaが運営するCMSツールです。

種類はそれほど多くはありませんが、あらかじめテンプレートが用意されていてブログのように手軽に運営する事ができます。

HTMLの知識が無くても運用できるため、初心者向けのツールと言えます。

 

 

 

3オウンドメディアのつくりかた

成功するオウンドメディアを作るには、運営の目的と集客チャネルを定める事が重要です。

これらが定まったら、検索ボリュームやCVRを元に対策キーワードを定め、ユーザーが検索する意図を考えながら、記事を構成していきます。

検索エンジンの上位に表示される確率を高めるために、対策キーワードはできるだけ多めに織り交ぜて執筆するのがおすすめです。

オウンドメディアを立ち上げたら、GRCや検索クエリを利用してデータの収集や分析を行い、新しい記事の投稿やリライトを行って、メディアの調整を行います。

オウンドメディアの運営は継続が大事です。根気よく運営を続けましょう。