報・連・相(ホウレンソウ)はフリーランスでも大切な「デキる!」と思われるビジネスマナー

報告・連絡・相談、略してホウレンソウは職場で同僚とコミュニケーションをとるとき、クライアントと話すときに必要な社会人としての基本です。 そんなビジネスマナーとも言えるホウレンソウですが、会社勤めの方はもちろん、派遣社員の

「メディア」編集部

報告・連絡・相談、略してホウレンソウは職場で同僚とコミュニケーションをとるとき、クライアントと話すときに必要な社会人としての基本です。

そんなビジネスマナーとも言えるホウレンソウですが、会社勤めの方はもちろん、派遣社員の方やフリーランスとして働く方も決して軽視できないものです。

なぜホウレンソウがそこまで重要なのか、また伝わりやすいホウレンソウにはどのような工夫をすべきなのかを紹介します。

 

 

 

報・連・相(ホウレンソウ)が大切な理由

報告・連絡・相談は報・連・相(ホウレンソウ)とも略され、社会で働く上で欠かせない職場で行うコミュニケーションの基礎です。

こまめな報・連・相を心掛けることによって、課や部、あるいは会社の単位でお互いの進捗状況や取り組みの内容を評価することが出来るようになり、一体感が生まれます。

もしこの会社という組織に参加している社員ではない人物、例えば派遣社員や期間限定で参加しているフリーランスの方であっても、報・連・相を行うことによってチームの一員として認められるようになり、その後の提案や相談がしやすくなるはずです。

飲み会でのコミュニケーション以上に、職場やクライアントと打ち解けるためのツールとして使えるのが報・連・相なのです。

 

 

 

フリーランスこそ報・連・相(ホウレンソウ)を徹底したほうがいい理由

フリーランスは会社に属さず、個人で仕事を受けるため同僚がいないため、他人と進捗状況を確認することは無いのではないか、と思うかもしれません。

しかし、フリーランスほど報・連・相を重視するべきなのです。

フリーランスはクライアントと1対1の関係性を築いて仕事を進めていくことになりますが、クライアントに信頼されなければ今後の仕事に繋がっていきません。

個人で営業しているからこそ、クライアントから信頼されてまた仕事を頼みたい、と思わせる安心感を与えることが重要なのです。

 

そんな安心感を与えるための武器になるのが、徹底した報・連・相です。

現在の進捗状況がどのくらいで、納期には間に合いそうなのかどうかという事柄や、問題となっている点はこういうところ、ということを的確に伝えられると先々まで見通して作業をしている、とクライアントに評価されるでしょう。

行き当たりばったりで作業されるより、クライアントはずっと安心して任せることが出来るのではないでしょうか。

そのため、フリーランスは個人で営業しているからこそ報・連・相を重視し信頼を勝ち取らなくてはならないのです。

 

 

 

報・連・相(ホウレンソウ)をワングレード上のものにする気配り

報・連・相を行う上で気を付けなくてはならないのが、何を相手に報告したり連絡したかったのか、という点がぼやけてしまう点です。

要点がぼやけてしまう原因は報・連・相が冗長になってしまっていること、さらにハッキリ言えば要点以外の情報をたくさんくっつけて報・連・相を行っていることです。

シンプルで分かりやすい伝え方をすることで「デキる」ビジネスマンとして印象に残ることになりますので、シンプルで分かりやすい報・連・相をする技術を身に着けるといいでしょう。

 

報・連・相をシンプルにするためには、3つの項目に絞って話をすることが有効です。

その3つとは過去・現在・未来であり、時系列に沿って話すことでシンプルに伝えられます。

過去に「どのようなことが起こって、問題になって」、現在「どんな対処をしていて、しようとしていて」、未来に「どうなると考えられるのか、どうなると困るのか」ということをまとめると話の内容が非常にシンプルに、要点だけにフォーカスして話すことが出来るのです。

優秀なビジネスマンとして振る舞いたいのであれば、心掛けてみるのもいいのではないでしょうか。