LPはウェブ集客に欠かせないと言われていますが、どのようにして作ると良いのかを知っているでしょうか。
作ってみても商品やサービスが売れなかったという後悔をしないために必要な要素を理解しておきましょう。
この記事ではそもそもLPとは何なのかという基礎的なところから解説を始め、効果的なLPに仕上げるためのポイントを紹介していきます。
目次
LP(ランディングページ)とは?
LP(ランディングページ)とはウェブ広告からのリンク先のページのことです。
リンク先を自社のホームページや通常の商品紹介のページにせず、あえてLPを制作するのは、ウェブ広告を見て興味を持ってくれた顧客を購入に誘導するにはホームページなどでは力不足なことが多いからです。
LPの目的は広告リンクをクリックした見込み客の購入意欲を掻き立てて購入させることにあります。
それに特化した構成のページにすることで集客力が向上し、見込み客が購入してくれる可能性が飛躍的に高まるのが魅力です。
また、ホームページとは独立したウェブ集客用のページを設けることで、ホームページとの切り分けができるのでウェブ解析もしやすくなります。
効果的なLPを作るには?
LPによるウェブ集客を効率的に行い、商品やサービスを売れるようにするには必要な要素があります。
効果的なLPを作るための4つのポイントを以下で紹介します。
縦スクロールのみの完結型ページにしよう
LPは縦長で横向きにスクロールする必要がないページにし、1枚で内容が完結するように仕上げましょう。
基本構成とも言われているもので、見込み顧客がストレスなく読めるようにしつつ、伝えたい内容を余さず目にしてもらえるようにするために役立つのが特徴です。
また、デバイスに合わせたLPの制作も重要で、パソコンだけでなくスマートフォンで閲覧することも想定して両方に対応したLPを用意しましょう。
購入につながるストーリーに仕上げよう
LPの全体構成はストーリー仕立てにして見込み顧客の購買意欲を刺激することを意識して作り上げるのが効果的なので、典型例を確認しておきましょう。
ファーストビューにキャッチコピーを入れて見込み顧客の目を引いた後、直下に共感をもたらす動機付けの内容を盛り込みます。
そして、商品やサービスの紹介を通して見込み顧客の悩みを解決するのに使えることをアピールし、さらに利用者の声や科学的根拠を示して信頼性の高さや競合品に対する優位性を示します。
今すぐに申し込むメリットをキャンペーン実施の広告で示し、購入用のウェブフォームを用意して申し込みを促すという構成が一般的です。
LPの閲覧途中でも買いたいと思った人のためにページの各所にウェブフォームへのリンクボタンを用意しておくとさらに効果的でしょう。
ウェブ広告との整合性を取ろう
LPの内容を決めるときにはウェブ広告との整合性を取るのが肝心です。
ウェブ広告でアピールした点や不安を煽った点をLPのファーストビューで再び示すことで、確かにこの関連の情報を求めて来たのだという安心感を持ってもらえます。
ファーストビューの時点で離脱してしまう見込み顧客が多いですが、着地時点で共感する部分がはっきりと示されていると読み進めてくれる可能性が高まります。
ウェブ解析を通して改善を図ろう
最後に重要なのがLPの改善を行っていくことです。
最初に作ったLPが最適とは限らないため、ウェブ解析を通して問題点を探して改変していくのが重要になります。
見込み顧客が離脱してしまっているところはどこか、読むのに苦労しているのがどこかを調べていくと改善すべき点が明確になるでしょう。