フリーランスが知っておきたいリスクとは?

一見自由そうに見えるフリーランスですが、もちろんそれなりのリスクを有しています。リスクを詳しく知り、正しく対処することで安心・安定したフリーランス生活を送ることができます。
「メディア」編集部

会社員を卒業して、フリーランス生活にあこがれている人は多いです。

一見自由で、会社に縛られない生き方に魅力を感じる人も多いでしょう。しかし、フリーランスにもそれなりのリスクが存在しています。

ここでは、そのリスクを詳しく知りそれを回避することにより、安心して安定したフリーランス生活を送るコツを紹介します。

 

 

 

フリーランスになりたい!でもリスクが怖い、どんなリスクがあるの?

会社勤めをしている人がフリーランスとして独立すると、想像以上に会社員時代と違うと感じる人が多いです。

まず会社員の場合には、会社が仕事を与えてくれます。自ら仕事を見つけなくても上司が仕事を指示してくれます。

部下であるあなたは、文句を言わずにそれを毎日こなせば、月に一度給料をもらうことが出来ます。それが一般的な会社員の姿です。では、フリーランスの場合はどうでしょうか。

 

フリーランスになると指示を出してくれる上司はいません。

その為、仕事は自らの手で見つけなくてはならないのです。

仕事を与えてくれる相手を「クライアント」と呼びますが、良いクライアントを見つければ、継続的に良い仕事をこなせる可能性が高まります。

しかしクライアントの都合で、突然仕事を打ち切られてしまうというリスクもあるのです。つまり会社員とは違い、不安定な立場にあるのがフリーランスなのです。

 

他にも、フリーランスとして仕事をするには健康体でなくてはなりません。

会社員であれば病欠で休んでも、会社を解雇されることはほぼありません。

ところが、フリーランスの場合には、仕事が病気等で長期間出来なくなると、クライアントとの契約が打ち切られる恐れもあるのです。

それ以外にも、フリーランスは仕事の責任がすべて自分に降りかかってきます。

もしも大きな失敗をして、損害賠償を請求されるような最悪の状況になった場合には、心身はもちろん金銭的にも大きな負担を背負う事もあるのです。

 

 

 

まずは体が第一、健康診断を受けよう

会社員は基本的に、毎日定時に出社して残業がなければ定時に帰宅できるような、規則正しい生活を送ることが出来ます。

しかしフリーランスは、人によっては不規則な生活になりがちです。そうなると生活習慣病等、健康を害する可能性も高まります。

フリーランスは会社員同様、健康が第一です。年に1度以上は健康診断を受けるようにしましょう。

 

 

 

ある程度の貯金を持とう

他にもフリーランスになるにあたり、知っておきたいリスクヘッジ方法があります。

それは収入や支出に関することです。フリーランスは収入が不安定の為、出来る限り貯金などの内部留保を持っておくことが大切です。

全く仕事がなくなっても、せめて3か月くらいは暮らしていけるくらいの貯金を普段から貯めておくようにしましょう。

それ以外にも借家に住む場合には、出来る限り家賃の安い家を選んだりすることも大切です。

 

 

 

複数の収入減を持てば安心なフリーランス生活

その他にも、フリーランスとしての仕事以外の収入を持つことも重要です。つまり「副業」を持つということです。

色々な収入源を持つことは心の安定にもつながりますし、仕事がなくなった時や健康を害した時にも副収入はとても力強いものです。

できれば、副業は不労所得的なものが理想です。不動産投資やアフェリエイトなど、お金が入るシステムを余裕がある時につくっておくようにします。

そのような事が苦手な人は、コンビニなどの深夜勤務の副業をしたりするのも良いでしょう。

ただし副業をする場合には、本業に差しさわりのない程度の仕事を選ぶようにします。そして、くれぐれも体調を崩さないように気を付けましょう。