こんにちは、「メディア編集部」のアナンです。
私は、3年前に未経験からエンジニアへの転向を目指していました。プログラミングスクールで2ヶ月間Javaを学び、さらに2ヶ月間でIT企業2社から内定を取りました。
いずれの内定先からも評価されたのは、自走力でした。自走力とは、自ら行動を起こして問題解決していく能力です。未経験者でも、社会人経験がある場合は新卒以上により早く戦力になることを期待されるので、自走力がより重要になってきます。
その自走力を証明するためには、アウトプットが有効なのです。今回は、未経験からIT業界に転向したいあなたに、転職に役立つアウトプットを3つお教えします。エンジニアに限らず、転職、特に未経験の職種への転職を考えている方にも役立つ内容だと思いますので、しばしお付き合いください。
目次
(1)ポートフォリオを作る
ポートフォリオとは、作品集のことです。エンジニアの転職では、学んできた知識を生かして作った、サンプルWEBサイトを指します。一説によると、ポートフォリオを作るだけで未経験からエンジニアになりたい人のうち上位3割になれると言われています。
私の場合、会社情報を記録するデータベースサイトを作りました。ポートフォリオを作るメリットは、面接でアピールポイントになるだけではありません。ひととおりWEBサイトを作る流れ、全体像が見えます。
エンジニアであれば、コードをアップするとベターです。githubなど、コードをアップできるサイトもあります。コードをきれいに書けているか、チームで作業することを意識できいるかといったところも評価ポイントになります。
ポートフォリオを作る時に気を付けるポイントは、別のブログで紹介したいと考えています。
(2)学習記録
ただ単にポートフォリオを作成するだけでなく、学習記録もつけると努力の跡が見えます。qiitaやはてなブログなどに学習記録を残すことができます。また、これらのサイトを情報収集に使うこともできます。
SNSならtwitterに学習状況やポートフォリオをアップしている人がよくいます。twitter経由で企業から声がかかる人も見たことがあります。そういう人は、例外なくtwitterなどでこまめにアウトプットをしていました。その点でも、学習記録をこまめに残しておくことを勧めます。
(3)資格勉強
私が転職活動していた時期には、資格の取得は全く考えていませんでした。実は、資格の取得はあまり意味がないと思っていました。
しかし、IT業界の人たちに話を聞くうちに、資格取得も一概に悪くないかもしれないと思い始めています。IT業界むけのエージェントをやられていた方から聞いた話によると、特にSESの場合資格があると取引先に社員を紹介しやすいそうです。相手がITに詳しくない場合、ポートフォリオより資格の方が権威性があるためです。
しかも、資格の取得は体系立てて学習するきっかけになりますし、(2)アウトプットのネタにもなります。アウトプットすることで、知識の定着にもつながって一石二鳥です。
コンピュータの基礎知識を体系的に学びたいのであれば基本情報技術試験、JavaであればJava SE、データベースならOracle Master Bronzeなどの資格がオススメです。他にも、ITに関する資格はたくさんありますので、自分が転職したい分野、学習したい技術から、どの資格をとるか考えるといいと思います。
いかがでしたか?エンジニアに限らず、未経験から転職したい場合は自走力を証明することが重要です。これら3つは、WEBデザイナーなど他の仕事で転職したい場合も有効と考えます。ぜひとも、転職を勝ち取ってください。