脱ライター初心者!伝わる記事を書くためのステップ

記事を書いてみたけど上手く伝えられない、どうやったら上達するの?というライター初心者から抜け出したい方向けに、上手く伝わる記事の書き方をステップに分けて解説していきます。
「メディア」編集部

仕事や副業でWebライティングを始めてはみたものの、どうも記事が上手く書けない、書いてはみたけど読者にちゃんと伝わる記事が書けているのか不安だ、というWebライター初心者の方に向けて、「相手に伝わる」記事をどのようにして書いていくのか、ステップに分けて説明します。

 

文章を書く上での基礎については、以前に記事をまとめていますのでご参照ください。

Webライター初心者必見!ライティング初めの一歩

 

 

記事のテーマを決める


まずは、どんな記事を書くのか、誰向けの記事を書くのかを決めます。

ここが決まらなければ記事は始まりません。

テーマを明確にしないで記事を書き始めてしまうと、記事が途中で迷走してしまったり、結局何を伝えたかったのかが不明瞭な記事になってしまいます。

 

また、記事のテーマを決める際には、どのような記事が求められているのかを意識してください。

どこにもニーズがない記事はそもそも検索もされず見向きもされません。

課題を解決するための記事、旬の話題に対する記事、などのようにユーザーのニーズにあったテーマを選択しましょう。

 

基本構成に合わせて記事を組み立てる


記事のテーマが決まったら、次は基本構成に合わせて記事を組み立てていきます。

基本構成は下記のとおりです。

 

  1. タイトル
  2. リード文
  3. 見出し
  4. 本文

 

タイトル

タイトルは記事を読んでもらえるかどうかが決まる、最も重要な要素です。

検索されそうなキーワードを含めることで検索エンジンの上位に表示されるよう、タイトルはインパクトのある表現を心掛けましょう。

ただし、あまりに表現が大げさであったりタイトルが記事の中身とかけ離れていると、ユーザーの信用に関わってきますので、「釣り」にならないように気を付けてください。

 

リード文

リード文とは、記事の冒頭部分にある、これから始まる記事の中身に関する説明文・概要のようのな導入文のことです。

タイトルに惹かれて記事ページに入ってきてくれた人に、本文もきちんと読んでもらえるようにします。

リード文が長過ぎたら本文を読んでもらう前に離脱してしまうこともあります。

コンパクトにまとめることを心掛けてください。

リードに自己紹介をいれて、この人の記事なら信用できそうだと思わせたり、共感を取っていく事も重要です。

 

例)読者の信用をとる

ヲタク歴10年の私がガンダムの魅力を語ります。 ●●業界で1000人以上の生徒を見てきた講師の私が、●●のコツを教えます。

 

例)共感をとる

「収納スペースが小さくて部屋が綺麗にならない!」こんな経験ありませんか?

今日は100均のアイテムだけで出来るとっておきの収納術をまとめました。

 

見出し

記事の内容を段落に分けて書きます。

段落を分けずに記事を書き続けてしまうと非常に読みにくくなりますので、伝えたい内容をいくつかの段落に分けるようにしてください。

コツとしては、記事のテーマが決まったらその記事を構成する要素を洗い出してみましょう。

いくつか要素が出たら、それらを項目に分けて見出しを付けます。

見出しがあると、読者もこれから読む内容が何について書かれているものなのかを知ることができ、頭に入ってきやすくなります。

 

本文

見出しを決めたら最後は本文です。

見出しに沿った内容が書かれているか?伝えたいことが書けているか?文章の基礎は問題ないか?(Webライター初心者必見!ライティング初めの一歩)などに注意しながら書いていきます。

本文を書くためには、自分の知識や過去の経験を基にする場合もあれば、資料や文献を調べてそれらを参考にして書く場合もあります。

資料や文献を参考にしたり引用する場合は、出どころを明確にし後から揉め事にならないように気を付けてください。

 

まとめ


伝える記事の書き方にはコツがあります。

まずは基礎を学びコツを聞くことでアウトプットに差が出ます。

後はたくさん記事を書くことが大事です。

100本ノックではありませんが、たくさん記事を書くことで基礎が身に付きますし、記事を書くこと自体に慣れてきます。

また、他の人の記事もたくさん読んでみてください。

参考になること、自分に足りないことが見えてくることもあります。

一朝一夕で伝わる記事を書けるようになるのは難しいですが、こうした地道な努力の繰り返しで、誰でも伝わる記事を書くことができるようになります。

挫けずに、少しずつでも構いませんので、ここに書いたステップを参考にしながら記事を書くようにしてみてください。