自社が持つウェブサイトで、情報を自由に発信することができる、ウェブマガジンやブログなどはオウンドメディアと呼ばれています。
自社独自のメディアを持つことで、長期的な継続ができ、見込み客の獲得に有効として多くの企業がオウンドメディアの活用をするようになりました。
ここでは、オウンドメディアを活用する場合の運用方法と外注時のコストについて詳しく説明します。
目次
オウンドメディアの運用方法
オウンドメディアは、中長期的なマーケティングツールのため、運用をすればすぐに効果があらわれるというものではありません。
ユーザーの悩みやニーズにマッチしたコンテンツを作成することで、サービスや商品を知らなかったユーザーが自社のことを知り、長期的に企業や商品のファンや購買者になってもらうことを目的としています。
そのため、継続的にオウンドメディアを作成し、運用をしていく必要があるのです。
オウンドメディアが検索やユーザーの心に引っかかるためには、有益なコンテンツを作らなければなりません。
オウンドメディアの運用は、チーム体制でコンテンツの作成に取り組む必要があります。
社内では、兼業になることが多く、そのような体制を取るには工数がかかると、外注を選んでいる企業が多いです。
広報担当やウェブサイトの管理チームが運用を担うことがありますが、高品質な記事を掲載するために、制作会社に依頼する企業もいます。
運用では、コンテンツの企画から、SEO設計、リサーチ、ライティング、リリースまでのステップが必要です。
社内にオウンメディアを作る体制がなくとも、発注の目的や企画を提示すればライティングのプロが最適な記事を書いてくれるでしょう。
記事は多ければ多いほど、ユーザーの獲得数につながりますが、週に3本くらいのペースでアップするのが一般的です。
外注する時のポイント
社内でオウンドメディアに割くリソースがないという場合、プロの制作会社などに外注しましょう。
外注する時には、SEOやユーザーからの問い合わせが増えるかどうかという基準でコンテンツ作りをしてくれるかどうかを確認します。
社内では、他社とは違う自社ならではの強みや商品の特徴を理解して企画を進めることが重要です。
オウンドメディアをパッケージで販売している制作会社があります。
パッケージで導入する場合には、提供サービスの範囲を確認しておくのが安心です。
制作会社を選ぶ時には、自社の希望するコンテンツ作成が可能かどうかをしっかりとチェックしましょう。
オウンドメディアを外注する時の費用
オウンドメディアを外注する時に気になるのが費用です。
内容によって費用は変わりますが、顧客や信頼を獲得できる永久的なツールとして費用対効果が高いと外注する企業が増えています。
マーケティング戦略そのものや分析なども加えてトータルでオウンドメディア作成を依頼する場合には、費用面で一番高く、30万円〜1000万円ほどの費用が必要です。
記事作成やサイトの構築だけを依頼する場合には、10万円〜100万円の初期費用と月々の記事作成費用かかかります。
毎月、記事作成費用がかかるので、コンテンツの数によっては費用が大きく変わることでしょう。
社内ではブランディングや戦略の立案を行うことでより希望にあった記事作成を依頼することが可能です。
オウンドメディアのサイト構築のみを外注すると初期費用のみの100万円〜300万円がかかります。
初期費用はある程度かかりますが、一度作成してしまえば、月々の費用はツールの利用費用のみで済むため、社内リソースがある企業に最適です