フリーランスで仕事をする上では、実際の仕事のほかに、スケジュール管理や仕事の受注といった作業が発生します。
しかし、こうした作業をこなすためのツールを使いこなすことで、効率よく仕事を行うことができ、快適なフリーランス生活を送ることができるようになります。
今回は、フリーランスとして仕事をする上で便利なツールをいくつか紹介します。
目次
納期や作業日程をしっかり把握「スケジュール管理ツール」
まず、納期や作業日程などのリマインドで役に立つスケジュール管理ツールを紹介します。その日のスケジュールを時間単位で管理したり、長期的な仕事の作業日程を組んだりする上で便利です。
Google カレンダー
Googleが提供するオンラインカレンダーです。
予定を時間単位で書き込むことができるだけでなく、その予定を共有したり、GoogleドライブやGmailなどのGoogleが提供する他サービスと紐付けを行ったりすることもできます。
予定の日時が近づくとポップアップで通知を出すアラート機能もあるため、うっかり予定を忘れてしまうこともありません。
Yahoo!カレンダー
Yahoo!が提供するカレンダーアプリです。
簡単な予定を登録するならばスタンプを貼るだけというお手軽さが最大の特徴です。
Yahoo!メールをはじめとするYahoo!のサービスとの連携はもちろん、宅配業者と連携することで、荷物の到着予定も把握できます。
天気予報や六曜もひと目でわかるため、フリーランスの仕事のみならず日常生活の様々な場面でお役立ちのカレンダーです。
今やるべきことを確認 「タスク管理ツール」
今何をやるべきか、この案件は誰がボールを持っているのか、というタスクを管理する際のお役立ちツールを紹介します。
フリーランスにおいては、クライアントや協業相手との間でタスク状況を共有したり、自分が何をするべきかを把握するなどの用途が主です。
Trello
ブラウザベースで動作するタスク管理ツールです。
特徴は、「カード」という形で現在誰がどのタスクを割り当てられているのかを表現している点で、このカードの移動を行うことでタスクをやり取りすることができます。
また、カードに期限をつけることでタスクの締切を管理したり、タスクの中に進捗リストを書き込んだりすることも可能です。
Evernote
様々な情報をメモすることが可能なツールです。
主要な機能としてはメモ機能やノート機能ですが、音声や画像などを添付したり、検索やリマインダ、ノートの共有を行うこともできるため、タスク管理ツールとして応用することができます。
前述のスケジュール管理アプリと組み合わせて、予定の確認や作業状況・アイデアの共有などを行う上で役に立ちます。
クライアントや協業相手とのやりとりで大活躍「コミュニケーションツール」
フリーランスでの仕事をしていると、クライアントや協業相手とコミュニケーションを取りながら仕事をする場面が多くなります。
その際に、コミュニケーションツールがあるとリアルタイムで相手と会話したり、チャット機能を活用したりしながら仕事をすることが可能です。
Slack
Slackはビジネス向けのコミュニケーションツールです。
テキストチャットを利用したコミュニケーションを取ることが可能で、ユーザは「ワークスペース」の中で会話をすることが可能です。
また、ワークスペース内ではファイルを共有することも可能です。また、様々な外部ツールと連携することでビデオ通話や画面共有などを行うことができます。
Discord
Discordはゲーマー向けのコミュニケーションツールですが、ビジネス用途としての利用にも適しています。
Slack同様、ユーザグループ内で会話をすることが可能ですが、最大の違いは外部アプリの連携の必要がなく、Discord単体で音声通話やビデオ通話、画面共有を行うことが可能な点です。
GoLive機能を使用すれば、予め登録したアプリの画面をすぐにDiscordのサーバ上に映し出すことも可能です。
経理業務はこれで万全 「会計ツール」
請求書や仕訳帳を作り、確定申告を行うなどの経理業務もフリーランスにおいては自力でこなす必要があります。
そこで役に立つのが会計ツールです。煩雑な経理業務も会計ツールの力を借りればかなり楽をすることができます。
freee
オンライン上で使用できる会計ツールです。
自動で仕訳を登録してくれる機能や、質問に答えるだけで確定申告のための書類を作成してくれる機能が搭載されており、簿記の知識がない人でも簡単に経理業務をこなすことができます。
最新の税制度にもすぐに対応が行われるため、急な制度変更が行われてもそれまでと同じ感覚で使用できることも強みのひとつです。
マネーフォワードクラウド
クラウド上で動作する会計ツールです。
ネットバンキングやクレジットカードなどの外部サービスと連携することで、データ入力の手間を大幅に削減するほか、AI技術を利用した勘定科目の自動提案機能が備わっており、長く使うことでより使いやすくなっていく点が特徴として挙げられます。
利便性だけでなく、セキュリティ面も優秀で、金融機関のサービスと同等の堅牢性を誇ります。