クラウドとは
クラウドは、クラウドコンピューティングを略した言葉です。
インターネットなどのネットワークを経由して、サービスを提供する利用形態のことを指します。
ネットワーク回線の普及に伴い、オンライン状態であればどこでもサービスが受けれるようになったため、あらゆる作業が効率化されることとなりました。
作業をする上で上手く使った場合、今まで以上の効率化を望めるサービスになったと言えます。
クラウドサービスを大きく分けると3つ
クラウドはそのサービス形態によって、大きく分けて3つに分けられます。
・SaaS (Softwere as a Service)
・Paas (Platform as a Service)
・Haas または IaaS (Hardwere / Infrastructure as a Service)
とです。
次に各サービスがどのようなサービスなのかについて解説していきます。
SaaS
「Softwere as a Service」の略で、その名の通りインターネット経由してソフトウェアを提供するサービスとなります。
詳しくは先日書いたSaaSの記事があるため、そちらを参照して頂ければと思います。
https://guildproject.com/column/220/
代表的なサービスとして、「Gmail」があります。
PaaS
「Platform as a Service」の略で、インターネットを経由してプラットフォームを提供するサービスです。
主に開発環境の提供がされるサービスの事です。
インターネット経由で開発環境を提供されている状態となるため、その開発環境に自分のアプリケーションを配置し実行することが可能になります。
ビルドを自動してくれるようなCIツールを入れるサーバーであったり、ビルドや環境のテストを一括で出来る「Docker」を使う事が出来るため、ソフトウェアを使う時より開発面で効率化が望めます。
代表的なサービスとして、Googleが提供している「Google Cloud Platform」や、マイクロソフトが提供している「Microsoft Azure」などがあります。
HaaS / IaaS
「Hardwere / Infrastructure as a Service」の略で、サーバーやストレージの提供のようなインフラを提供するサービスです。
サーバーの仮想化やデスクトップ仮想化・共有ストレージが使え、ユーザー側でOSから選べシステムを導入・構築できるため、SaaS・PaaSと比べて利用者側で選択できる幅が増えます。
代表例として、Amazonが提供している「AWS」などがあります。
クラウドのまとめ
今回の説明で、クラウドが何を指すのかが少しでもイメージ出来ていれば良いなと思います。
普段使うクラウドのサービスだと、ほとんどの場合SaaSに入ることが多いです。
提供されているサービスのみを提供し、利用者側で拡張することが無いためです。
また、PaaSとHaaS/IaaSの二つはほとんどのサービスが同時に提供しているため、利用者が構築したインフラに開発環境を作り、自作のアプリケーションを入れるという流れが多いです。
自分達で開発環境を用意したりサーバーを持ってはいないが、場所やローカルPCの容量を使わずインターネット経由で使えるサービスであるSaaSの導入から検討してみてはいかがでしょうか。
ギルドプロジェクトではSaaS・PaaS・Haas/IaaSの導入や、マニュアルの作成、決裁者への意思決定の手助けなどの業務効率化を代行する「カワリニ」というサービス展開しております。
問い合わせは無料で対応させていただいております。
社内SEがおらず専門ではない方がこういった作業をされているような場合や、外部に委託したかった等お気軽にお問い合わせください。